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2017年2月9日木曜日

[ライブレポ]  でらロックフェスティバル2017(Mary's Blood、ぷりんせすたいむ、nanoRider)

(前記事はこちら)

DIAMOND HALLで計3組のバンドのライブを体験した後、Mary's Bloodのライブを
観るためにすぐ隣の建物の地下にあるAPOLLO BASEに移動。
昨年出演した時よりもライブ会場が狭くなってるような気がするのだが・・・
この後の2日目にてアポロベースでのライブがほぼ全部入場規制になったのは
言わんこっちゃない。キャパ250人ってのはダイアモンドホールの4分の1にもかかわらず
ダイアモンドホールと交互に連動したタイムテーブルとなってるのはなぜだ?
これでは下手したら750人前後がアポロベース前の歩道に取り残されてしまう(大げさ)



・Mary's Blood (APOLLO BASE)

[セットリスト]
・Shall We Dance?
・Self-Portrait
・Marionette
・Burning Blaze


今回めでたく2年連続でらロック出演を果たした実力派ガールズメタルバンド。
まず1・2曲目は昨年10月リリースの3rdアルバム「FATE」の収録曲を歌い、
そして3曲目はメジャー1stアルバムのリードトラック「Marionette」、
4曲目はインディーズ時代の「Burning Blaze」とライブの鉄板曲を披露。

この日のライブもまた、そんじょそこらのガールズバンドとは段違いの迫力を感じられた。
最新アルバムにはそこそこポップな曲も何曲かあるのに、それをやらない辺り
相変わらずこのバンドはブレないよなぁと思う。ただ4曲で終わってしまって
会場にえっ、もう終わり?という空気が流れてしまったのは惜しまれる。
持ち時間は30分だったのだからもう1曲いけただろ・・・
個人的には昨年のでらロックのステージの方が良かったよなぁと思いつつも
それでも客席の後方を見ると平均年齢が今までよりも10歳以上若く見えただけで
新鮮だったし、初めての人にもライブを観てもらえやすいタイテだったという点では
前回よりも良かったと思う。これからも各地のロックフェスなどで活躍して欲しい。
そのためには「Marionette」に並ぶほどのキラーチューンをPV付きで
再び作って欲しいところですね。当ブログでMarionetteのPVを載せるのは
5回目ぐらいだから、さすがに次はもう・・ということで頼みますよ(笑)


この後はアイドル系のライブ会場となったRADHALLとTOYSに行くために
いつもお世話になっている「My Live Memo」のごはんさんと一緒に地下鉄2駅分を歩くことに。
その途中で明日のでらロック出演者の中からおすすめのグループを
教えてもらえたので行くことを即決。17時40分はちょうど空いてた時間でしたからね。




・ぷりんせす♡たいむ (TOYS)

北海道出身の3人組アイドルグループ。初々しくて可愛かった。
曲の方もポップで可愛かった。結成してまだ1年ちょいということから
パフォーマンスには未熟さを感じたが、それでもなまら可愛い(北海道弁)
MCにてメンバーの皆さんが、なまら可愛いと言って欲しいみたいなことを
しゃべってましたからね。でも本当にその通りだからこう書くしかない。




・nanoRider (RAD HALL)

愛媛出身、ひめキュンフルーツ缶の妹分としてデビューした2人組アイドルユニット。
今から約1年半前、グループ名がnanoCUNEだった頃に同じく名古屋にて開催された
Gacharic Spin主催フェス「Electric Lady Loud」にて1度見て以来、
久しぶりにライブを体験することに。(当時のレポはこちら)
以前はもうちょいダークでロックなイメージがあったのだが、
今回のライブではまず1・2曲目にハイパーデジタルチューンが登場、
さすがライダーと名乗るだけあって広い道路を疾走しながら流したい曲だ。
ライブパフォーマンスも2人揃って躍動感抜群で、なおかつ楽しんでいるのが
存分に伝わってくる。ライブ後半はロック系の曲も披露されるなど充実の内容で
1年半前よりも今回のライブの方がストレートに楽しいと感じられました。
しかし3月にメンバーの門田茉優さんが卒業決定、そしてまさかの解散を発表・・・
これで終わってしまうのはもったいない。同じひめキュン系列でこの後登場の
FRUITPOCHETTEは一時期メンバー1人になっても頑張って活動を続けた結果
今があるのだから、それならばnanoRiderも・・・と思ってしまいましたよ。



(続く)



2017年2月8日水曜日

[ライブレポ]  でらロックフェスティバル2017(KNOCK OUT MONKEY、SEX MACHINEGUNS、INKT)

(前記事はこちら)

16時からはでらロックフェスの最も大きな会場であるDIAMOND HALLにて、
立て続けに3組のバンドのライブを体験することに。
何気にダイアモンドホールの中に入るのは初めてでした。
収容人数1000人超えと言われるだけあって大きい!イナバ物置10個分以上ある。




・KNOCK OUT MONKEY (DIAMONDHALL)

[セットリスト]
・Flight
・Paint it Out!!!
・Jump
・Do It
・Break
・Scream&Shout


神戸の暴れ猿、全国各地のロックフェスでも活躍中の4人組バンド。
最近の若手男性ボーカルバンドの中では好きなバンドだとか言いつつも
ライブを体験するのは実は2014年のCOMIN'KOBE以来と久々でした。
3年前に観た時以上にスゴかった。圧巻のライブパフォーマンス。
ボーカルのw-shunさんは歌唱もさることながら、
MCの方からも音楽そしてライブにかける熱い思いを感じられる。
気合いを全面に出してくれていると同時に、最近は不摂生がたたって
便秘になっていたが、このでらロックのおかげで今日のライブの前に
一気に出たという話も飛び出し、これにはベース&モンキー顔の亜太さんが
「なんでここでお前の便通の話を聞かないといけないんだ」
このツッコミには会場からは笑いが。他にも色々良いこと言ってたはずでしたが
結局この話が一番印象に残ってしまったじゃないか!
でもライブこそが日頃の心のモヤモヤなど中に溜め込んでいたものを
吐き出せる場所だという意味ではすごく納得だ。
このでらロックの2日間でダイアモンドホールにて見たバンドの中でも
会場の盛り上がりという点では優勝だったのではないだろうか?本当に行って良かった。


この後は5階にあるDIAMOND HALLから同じ建物の地下1階にあるHeartLandまで行き
宇宙まおさんのライブを少しだけ観て、再び5階のダイアモンドホールへ。
少しでも隙間の時間があれば1組でも多く見たいと思うんですよね。




・SEX MACHINEGUNS (DIAMONDHALL)

[セットリスト]
・みかんのうた
・ファミレス・ボンバー
・BURN~愛の炎を燃やせ~
・桜島
・ONIGUNSOW


当ブログ的にはもはや説明不要、結成20年を迎えたジャパメタの雄。
この日はフェスということもあってか初期のヒット曲のみのセットリスト。
「みかんのうた」「ファミレス・ボンバー」「ONIGUNSOW」と
私が高校生だった頃に思い出深い3大名曲が登場、
これにはもう、最前列を陣取る女性ファン達と一緒にヘドバンするなどして
思いっきり盛り上がることができました。やはり最前は20年追いかけてると思われる
おばちゃんファンが多いですね。みどりのおばちゃんになった人もいるのだろうか?
MCではボーカルのANCHANGが「元ヴィジュアル系でした」
「でらロックフェスティバルでヘヴィメタルは除外されている」
「ハンバーガーのピクルスみたいな存在だ」といった自虐ネタなどで相変わらず笑わせてくれる。
でらロックはメタル除外されてませんよ!この後にはMary's Bloodなども出てきますし。
ANCHANGの歌唱の方はやっぱり今回も1曲目から声が出てないなぁと思いつつも
間奏部分などで聴かせるギターソロが超絶で、
ボーカリストとして以上にギタリストとしての実力を存分に感じられた。
ライブ終了後におそらくマシンガンズを初めて観たと思われる観客が
演奏を絶賛していたのは印象に残りました。
以前からメタル系のバンドのライブに行ってる者としては当たり前でも、
そうでない人から見ればやっぱりスゴいんだろうなぁ。




・INKT (DIAMONDHALL)

元KAT-TUNの田中聖さんがボーカルを務める4人組バンド。
でも個人的にはそれ以上にベースとドラムが元HIGH and MIGHTY COLORだということの方が
注目点だったりする。約7年ぶりにライブで生演奏を聴くことができました。
まず1曲目には今回最も聴きたかった「サイサリス」。ハイカラで例えるならば
これぞヘヴィネスとメロディアスの調和がとれた文句無しの名曲。
2曲目以降はラップコア風の曲などを披露。ラップが得意だという評判は
以前から耳にしていたが、いざ聴いてみたらこれが本当に良かった。
生歌唱でここまで歌えるとは驚きましたよ。
元アイドルから今ではロックアーティストに、完全に化けたと感じられた。
これはもうさすが最近Gacharic Spinと2マンライブをしたバンドだなと(こればかり言ってる)
ちなみに後で知ったのですがバンド名の読み方は「インク」だったんですね。インクトかと思ってた・・・



(続く)



2017年2月7日火曜日

[ライブレポ]  でらロックフェスティバル2017(宗教法人マラヤ、ゆるめるモ!、大原ゆい子)

2月4日(土曜日)5日(日曜日)名古屋・栄近辺の各ライブハウスにて
開催されたサーキットイベント「でらロックフェスティバル2017」に行ってきました。
昨年に続いて2年連続で行くことにした上で、今年は2日通し券を買ってしまいました。
こんなことは初めてですよ。今までは2~3日間開催のフェスでも1日のみしか行ったことなかったのに。

まずはRAD HALLでチケットをリストバンドに交換。今年は待ち時間0分でいけました。
メイン会場となるDIAMOND HALLからは地下鉄2駅分離れたこの会場まで来て
チケットを引き換えた理由は、後ほど書くことにします。
今年もここが1日目のアイドル系のライブの会場となってしまいました。
他の多くのライブ会場からはポツンと遠く離れたところにあるRAD HALLで開催するのは
2016年限りにして欲しいと、ライブレポの最後にも書いたのに(参照)
ただダイアモンドホールまで行かずともラッドホールでのチケット引き換えは
新たにできるようになったというのは、運営がこちらの記事を見てくれたからなのか?

そこから地下鉄1駅分歩いて、栄のあんかけ太郎を昼ごはんを食べた後
さらに地下鉄1駅分歩いて、本日1組目となる宗教法人マラヤのライブ会場の
SIX-DOGに到着。昨年に続いて今年もいきなり端から端まで歩いてしまいました。





・宗教法人マラヤ (SIX-DOG)

[セットリスト]
・仏像殺人事件
・ぽわ
・GET UP! 解脱
・娑婆KA/RU/MA
・つぼ
・糸色文寸ネ申マーラー


当ブログでも2016年の最優秀チン曲として紹介した「仏像殺人事件」が
(ごく一部で)話題沸騰となった女性アイドルユニット。
2人ともグラビアなどでそこそこ長く芸能活動をされてきたようですね。

まずはそれぞれ白装束と赤紫色の装束を着て登場。見た目からして宗教だ。
そして1曲目に期待通り「仏像殺人事件」をやってくれました。
なおこの日の観客の中には清掃員(BiSHのファン)の皆さんもやってきたようで、
Aメロ部分では清掃員がここぞとばかりに「♪twin poke!!」と大声でコール(笑)
これにはメンバーの2人も照れ笑いを浮かべる。
たたでさえ歌っていて恥ずかしくないのかなと思ってたのに。

続く2曲目「ぽわ」は木魚とシンギングボウル(鐘)を鳴らしながら
「♪ぽわしないで」などと歌う不謹慎な曲。不覚にも耳に残った。
てかそれ以上に「♪朝からあさ○らベイベー」は完全にアウトだろ!
さらに未音源化曲の「つぼ」では「♪壺壺壺壺・・壺を買えよ」と歌い
お客さん達も一緒につぼ!つぼ!とコールする。これは面白過ぎる。
何やら以前には物販でグッズとして8万円の壺を売ったこともあるそうで・・・

今回のライブで一番良かったのは4曲目の「娑婆KA/RU/MA」。
アジアンディスコ風のサウンドがノリノリで最高。マラヤの中では一番まともな曲とも言える。
新曲の「糸色文寸ネ申マーラー」は間奏部分でガラリとロックな展開になり
それに合わせてダンスパフォーマンスも躍動するところがとても良かった。
何気にこのグループはサウンドの質が高い。歌唱の方は1曲目など明らかに
口パクだろと思ったところもあったが、それが大して気にならなかったのは、
マラヤに洗脳されてしまったということですかね(汗)
なおこれらの曲は公式のsoundcloudにてフル試聴できるので良かったらどうぞ。

MCでは2人とも缶入りのお酒を飲みながらトークを展開。
飲酒はお清めの儀式だそうで(笑)お酒禁止の宗教もある中でこれは楽しそう。
今年は対バンイベントなどで外に出て布教活動をしていくと宣言、
そして今回初めてライブに来た皆さんもぜひマラヤの信者になって下さいと呼びかけてました。
さすがに入信は・・どうしようかな?自分は悪魔教(聖飢魔Ⅱ)の信者だからなぁ。

今年のでらロックにおいて入場規制1番乗りとなったことからも(参照)
注目度が確実に上がっているのが分かる。それも納得の素晴らしいライブでした。
早くも1日目の優勝候補が登場してしまいましたよ!




・ゆるめるモ! (DIAMONDHALL)

4人組ニューウェーブ系アイドルグループだがこの日は3人で登場。
今回初めて観てみようと思ったきっかけは以前にGacharic Spinと対バンしていたからです(こればっかり言ってる)
まず1曲目の「Hamidasumo!」を聴いた時点でそりゃ対バンするよなと納得。
グルングルン感満載のデジロックナンバーを全力パフォーマンスで踊り歌う姿が圧巻。
だが曲の途中でオケが止まってしまうというハプニングが起こり、
残りの約2~3分間は全力のアカペラで最後まで歌うことに。
これって演出か?個人的には演奏付きで歌って欲しかったとその時は思ったが、
どうやら後で調べてみたところ本当の音響トラブルだったようで・・・
2曲目以降は音響も復活して本領発揮。何気にメンバーのジャンプ力が高い。
これにはお客さんも一緒にジャンプして盛り上がる。
終盤にはメンバーの1人が客席にダイブして、ライブハウスの柵の上で
観客たちに足を支えられながら歌ったりと、見事なライブパフォーマンスを
見せてくれました。トラブルにもめげずに最後までよく頑張りましたね!




・大原ゆい子 (ROCK'N'ROLL)

2015年10月にメジャーデビューを果たした女性シンガーソングライター。
この日は男性4人編成によるバックバンドを引き連れての登場。
メンバーにはバイオリンもいました。アコギを弾きながら歌われる
ゆい子さんの優しい歌声と、バイオリンの旋律とのハーモニーが心地よい。
自分はカウンターで椅子に座ってドリンクを飲みながらまったりと観させていただきました。
次以降はロックなライブが続くだけにこの日唯一のいい休憩時間となりましたよ。
弾き語り系のライブは椅子席の方がいいよなぁと思う。棒立ちはしんどい。

さらに2月22日リリースの新曲「星を辿れば」は
アニメ「リトルウィッチアカデミア」の主題歌ということから
そのアニメの宣伝を何度となく繰り返していたのも印象的でした。
なお同じくこの日披露されたデビューシングルの「Magic Parade」は
アニメ映画版リトルウィッチアカデミアの主題歌。アニソンを2曲歌ってるならば
尚更もっとお客さんが詰めかけてもいいはずなのになと感じました。
小さめのライブハウスに観客は40人ほどで、客層は大多数が中年男性。
お客さん達の見た目がMary's Bloodなどとほとんど変わらないってどういうこと(汗)
それでも新曲のセールス次第で今後人気が上がっていく可能性は
十分にあると言えるでしょう。これからも注目していきたいところです。



(続く)



2017年2月4日土曜日

[日記]  2月4日・5日はでらロックフェス

いよいよ明日からはでらロックフェスティバル2017ということで、見たいバンドやグループをまとめてみました。
昨年のライブレポはこちら。あまりにも良かったので今年は2日通し券を買ってしまいました。


[2月4日]
13:10 宗教法人マラヤ
14:00 ゆるめるモ!
16:00 KNOCK OUT MONKEY
16;10 I-RabBits
17:00 SEX MACHINEGUNS
18:00 INKT
18:30 Mary's Blood
19:40 nanoRider
20:20 FRUITPOCHETTE
21:00 青SHUN学園
21:30 HEADLAMP

[2月5日]
13:00 ミライスカート
15:30 ガガガSP
16:30 ぜんぶ君のせいだ。
18:00 藍坊主
18:35 キラキラゲリラ
19:00 トライアンバサンディ
19:30 THE MUSMUS
19:40 椎名ぴかりん
20:20 ゆくえしれずつれづれ
21:00 あゆみくりかまき


まず1日目はバンドもアイドルも見たいグループが満載。
16時台にノクモンとアイラビがかぶったのはどっちに行こうか・・・
だがそれよりも問題なのは21時台の移動。
昨年に続いてアイドル系のライブの会場となったRAD HALLは、
他の多くの会場からは地下鉄1駅分離れてる。
5分で移動してラストにHEADLAMPというのは無理ですか(汗)
ラッドホール以外ならそれができたのに。だから去年もあそこでの開催は今回限りにしてくれと書いたのに!

2日目のミライスカートはtsucasaさんのキャスで推されまくってたので今回初めて見てみることに。これは楽しみ。
その後は15時半のガガガSPまで2時間も予定が空いてしまった。どこへ行こうか。
そして19時台。椎名ぴかりんとTHE MUSMUSがかぶったという大悲報。
ぴかりんはこちらのレポに書いた通り昨年のMVPだが、ムスムスも今回は絶対に見たかったバンドだったんですよ。
2日目の1位と2位がかぶるって・・・これは直前まで決められなさそう。

ということで、行かれる皆さんぜひ一緒に楽しみましょう!



2017年1月30日月曜日

[CDレビュー]  分島花音「luminescence Q.E.D.」


分島花音「 luminescence Q.E.D.<初回生産限定盤>」
(2016/11/30)

1. Unbalance by Me
2. RIGHT LIGHT RISE
3. the BEAST can’t BE STOpped
4. odette
5. 平凡な僕
6. ノットフォーセール・フォッシル
7. 君はソレイユ
8. Drink Drunk Music
9. Love your enemies
10. luminescence Q.E.D.
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




分島花音の4thアルバム。チェロを奏でるシンガーソングライターとして
2008年にデビュー。初期の頃はゴスロリ歌姫とも呼ばれていたが
近年ではアニソン系アーティストとして躍進を遂げた歌手の作品。
まず1曲目の「Unbalance by Me」を聴いた時点で覚醒したと感じられた。
ブラスバンドサウンドに加えて間奏部分でピアノソロ、ギターソロが
次々と飛び出す曲展開が素晴らしい。多彩な楽器の演奏により作られた
ジャズ、クラシックにロック、ポップスを融合させた曲の数々は
まるで宝石箱をひっくり返したかのような色とりどりの世界。
歌声からして最初は椎名林檎系かなと思ったがよく聴けばそれとはまた違う、
これぞ女性ヴィジュアル系と言っていい音楽だ。やはり初期の頃に
MALICE MIZERのメンバーがプロデュースしていただけのことはある。
3曲目「the BEAST can’t BE STOpped」のBメロ部分で
エフェクトをかけたボーカルが英語詞ラップを決めるところなどは
激ロックに登場するV系アーティストの曲みたいで、ライブでヘドバンしたくなる。
9曲目「Love your enemies」ではElements Gardenのお株を奪うかのような
劇的シンフォニックロックを聴かせてくれる。
間奏部分ではチェロも活躍。この計2曲は特にお気に入り。
その一方でシングル曲である2曲目「RIGHT LIGHT RISE」、
7曲目「君はソレイユ」などはポップ路線で親しみやすさを感じられる。
4・5曲目のいかにもジャズ通好み(?)な感じのバラード曲は
どうにも馴染めなかったものの、全体的には格調の高さを感じさせつつ
アニソン系アーティストらしい迫力やポップ感なども持ち合わせていて、
これには一気にハマってしまった。初期の頃はほぼノーマークだった
歌手がよくぞここまで躍進してくれた・・・と思う半面、
同じゴスロリ歌姫でも北出菜奈様とはなぜここまで活動に差がついたのかと思ってしまう。
こちらは曲中でアンアンとあえぎ声を発したりとかしなかったからか?
個人的にはやってくれても大歓迎なのだが(参照)
これからもフェス出演など多方面な活躍を期待したいです。
しかしこういうタイプのアニソン系アーティストというのは
スゴい音楽をやっているにもかかわらず、いわゆるネットの音楽ファン達からは
あまり評価されてないように見えてしまうのは非常に残念ですね。
おそらくV系好きやクサメタル好きからは評価されると思いますよ。
黒崎真音さんなどもまさにその典型だから。当ブログではこれからも推し続けますよ。









2017年1月29日日曜日

[CDレビュー]  ALL OFF「Re:sound」


ALL OFF「 Re:sound」
(2016/12/21)

1. Intro
2. In Shadows
3. One More Chance!!
4. Yeah!!
5. Don't Worry
6. Sorry
7. Burn To Ashes
8. Never Gave Up
9. リフレインボーイ
10. ありがとう
11. Hey Mom
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




ALL OFFのメジャー1stフルアルバム。
「バンドシーンとアニソンシーンのかけ橋的存在を目指す」
というキャッチコピーからして気になっていたバンドだったが
今回いざ聴いてみると、期待通りにボーカルや楽曲から音楽にかける
真っ直ぐな熱い思いが伝わってくるバンドで素晴らしいと感じられた。
今作のリード曲である2曲目「In Shadows」は
サビメロの良さもさることながら、Bメロからたまらなく気迫を感じる。
この曲は12月度マイベスト10の第7位でも取り上げた曲だったが
あらためてこのCDアルバムで聴いてみると、1位でも良かったなと思った。
アニメタイアップの先行シングル曲である「One More Chance!!」
「Never Gave Up」「リフレインボーイ」といった曲も
大一番でやってやるんだ!全力疾走でぶちかましてやるんだ!という
エネルギーがみなぎってくるような曲ばかりで素晴らしい。
「聴くプロテイン」とまではいかずとも「聴くポカリスエット」ぐらいは
名乗ってもいいんじゃないだろうか?
なおこの手のバンドは一本調子になりがちと言われることもあるが、
しかし今作には、いかにも近年の激ロックアーティスト的といえる
シンセを取り入れたダンサブルな曲「Yeah!!」、
ピアノとストリングスを取り入れた王道バラード曲の「Sorry」、
大胆なまでにEDM風アレンジをした「Burn To Ashes」といった曲も加わるなどして
バリエーションにも富んでいる。この辺はさすがメジャー所属アーティスト。
ただこれらの曲はシングル曲と比べると全体的にメロディが印象に残りにくかったのは惜しい。
歌詞に英語詞が多いのは海外でもライブ活動を行っている影響か?
曲ごとに日本語詞か英詞のどちらかに統一した方がいい気もするが・・・

近年流行の高くてナヨナヨしたボーカルのバンドとは対照的なまでの
力強いハイトーンボイスと気迫のこもった楽曲を聴かせてくれるバンドは、
これまた近年だとアニソン方面に向かうことが本当に増えた。
このバンドもまさにそのパターンなので、FLOWやSPYAIR辺りが好きならば
ぜひオススメしたい。しかしアニメ主題歌を担当したバンドだけを集めた
イベントライブを主催したアーティストなどというのは初めて聞きましたね。
てかそこまでアニソンを歌いたかったのであれば、
ラグビーアニメ「ALL OUT!!」の主題歌はALL OFFに歌って欲しかった。
スキマスイッチよりも合ってると思うんですけどね。アフロはトンガ人ラガーマン辺りにいそうな風貌だからそちらにしたのか?
ともあれメンバー5人がガッチリとスクラム組んで鳴らす音楽の数々には
これからも期待したい。ライブもいつか体験してみたいですね。









2017年1月20日金曜日

[私的名曲ランキング]  2016年12月度 マイベスト10

恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。
12月度はリリース数が少ないこともあり今回は任意試聴曲の方も全曲を試聴してみました。
当企画を始めて丁度5年となる節目の回でもありましたからね。
その結果、任意試聴曲からも多数選出されたマイベスト10となりました。
今回最も感じたことは、男性ボ-カルのバンドでボーカルの歌いっぷりが良いバンドは
むしろ任意試聴曲の方に隠れていることが多いんじゃないの?ということですね・・・
やっぱり時間の許す限り全曲聴いた方がいい。ではいってみましょう。





第10位 Aqua Timez「アスナロウ」 [公式PV]

多国籍感とスケール感に溢れたサウンドが素晴らしい。歌詞もより深く響いてくる。
イントロは中近東風、この時点から人生という名の新たな旅に出たくなるような曲だ。
いつの間にこんな曲を作るようになってたんだ?デビュー当時からは想像もつかないほどに覚醒したと感じられた。




第9位 忘れてモーテルズ「嗚呼、ミュータント」 [公式PV]

任意試聴曲にこんな豪快な歌いっぷりを聴かせてくれるバンドがいたとは。
ツイッターの歌謡ロックbotにも載せて欲しいぐらいのコテコテの歌謡ロック。
ライブでも盛り上がりそうな曲だけに、こういうバンド達がもっと注目されて欲しい。




第8位 全力少女R「ギリギリ勝負のトラディション」 [公式PV]

「♪だるまさんがころんだ」「アウト!アウト!アウトアウトアウト!」
ここぜひライブで一緒に全力で声をあげたい。超王道のパワーポップ系アイドルソング。
「一発逆転!下克上」という傑作曲を歌った流星群少女が吸収合併で消滅となったのは
惜しかったと思ったものだが、歌の勢いならこちらも負けてない。




第7位 ALL OFF「In Shadows」 [公式PV]

前シングル曲もマイベスト10候補だったが今回の曲はさらなる気迫を感じた。
音楽にかける真っ直ぐな思いが乗り移ったかのよう。
何気にアニメタイアップ多めのバンドということもありアルバムも聴いてみる予定。




第6位 Culumi「地獄大夫」 [公式PV]

堺・泉州ご当地アイドルのメジャーデビュー曲。哀愁漂う演歌テイストのダンスチューン。
奈良ご当地アイドルのLe Sianaとは同じ所属事務所であり度々共演していることから
なんとなく気になっていたのだが、今回いざ曲を聴いてみると、
Le Sianaより良い曲もらってるんじゃないのと思ってしまった・・・
こちらも近いうちに一度ライブステージを観てみたいところ。




第5位 GANG PARADE「Plastic 2 Mercy」 [公式PV]
タワーレコード限定ワンコインシングル。2015年リリースの1stアルバム
(レビューはこちら)に収録されていた曲のリメイクバージョンで
より深みを感じられるEDMナンバーとなった。メンバーの歌唱が2年前よりパワーアップしてる。
「pretty pretty good」という大傑作曲に迫る・・とまではいかないが、この曲もらしさが出た曲。




第4位 CYNTIA「Urban Night」 [公式PV]

こちらのアルバムレビューに書いた通りの名曲。
「Bless of the Fire」か「Call Me」がリード曲なら1位にしてたかもしれない。




第3位 Pile「素晴らしきSekai」 [公式PV]

圧倒的なまでの希望に満ちたパワーポップソング。近年のアニソン系アーティストらしい曲だ。
大傑作曲の「ドリームトリガー」もそうだったがこの曲もまた
ひゅるひゅる音がツボにハマるんですよ。細部まで作り込まれた編曲が素晴らしい。
歌唱力も文句無しだし、ラブライブに出演した声優歌手の中ではもう完全に頭一つも二つも抜けた存在になったのでは?




第2位 プラズマジカ「My Resolution~未来への絆~」 [公式PV]

当ブログでおなじみのアニメ「SHOW BY ROCK!!#」から最後にとんでもない名曲が来ましたよ!
こちらの記事で書いた通り。まさか月間マイベスト10でキャラソンをこんなにも
上位に入れる日が来るなんて・・・と一瞬思ったが、そういえば2013年4月度で
「♪SAN値 ピンチ!」を入れてたな。それも勢い余って1位にしてた。




第1位 THE UNCROWNED「REVIVE」 [公式PV]

ガールズロックの新星がまた1つ現れた。ボーカルも新人とは思えないぐらいに上手い。
今月の1位は誰にするか迷ったものだがこのバンドを抜擢する決め手となったのは、
公式サイトのプロフィールにて、リーダーの大好きなアーティストにKIX・Sの名前があったということですよ!
まさにその影響を感じさせる曲だから。90年代メロディアスハードロックの現代進化形。
やっぱり初めて大好きになったアーティストが同じというだけで通じ合うものがありますね。




(今月の次点)
・井乃頭蓄音団「ぼくら風まち」 [公式PV]
風に吹かれてのんびりと旅に出たくなるような曲ですね。
当ブログの第1回年間グランプリ曲である甲斐名都「風待ちの日々」とは
似て非なる曲だが、それもまた有りでしょう。

・グッドモーニングアメリカ「鉛空のスターゲイザー」 [公式PV]
和島あみさんへの楽曲提供で一躍自分の中で注目度が上がったバンド。
やっぱりメロディは一度聴いただけで惹きつけられるほどに良い。
ボーカルがいかにも今風の高くてナヨい感じなのは・・・慣れればそれでもいけるだろうか?



(今月のElectric Lady Loud出演アーティスト)
・Disqualia「right NOW」 [公式PV]
昨年出演時のレポはこちら。ガールズメタルバンドとして普通に良い。
でもやっぱりDESTROSE活動休止(実質解散)はもったいなかったように思うんですよ。
また1から積み上げるのは大変そう。これから何か突き抜けるものが出てきたらいいのだが。

・TEARS OF TRAGEDY「Void Act」 [公式PV]
こちらは2013年と2014年に出演経験のあるバンド。
透明感のある美声ボーカルに、鍵盤を交えた華麗なサウンドの組み合わせがお見事。
こういったバンドが日の目を見る時が来て欲しい。Gacharic Spinにはどうか今年も
ガールズ系フェスを主催して欲しいしこのバンドもまた呼んで欲しい。まだ一度も見られてないだけに。



(今月の話題曲)
・パーマ大佐「森のくまさん」 [公式PV]
どうやらまだ消されてないようだな(2017/1/20現在)
2015年の歌ネタ王決定戦で聴いた時にはこちらに書いた通り物足りなさを感じたが
CD版では編曲の良さもあって普通に聴けますね。声質的には好みと違うのだが。
てかやっぱり歌ネタ王決定戦って誰も見てないのか!?あの時には何も問題にならなかったのに。