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2018年4月10日火曜日

田所あずさ「運命ジレンマ」 (2017/1/25)


声優歌手にしてTADOKOROCKを掲げる期待の若手歌手のシングル作品。
3月後半からYoUTubeの公式チャンネルにて、これまではショートバージョンでアップされていた
ミュージックビデオ計9曲のフルバージョンが次々と公開(参照)これは嬉しいということで
当ブログでは全曲レビューを書こうかなと思ったほどでしたが、しかし初期の楽曲では
可愛い系のデジタルポップを歌ったりしてたというのが今となっては意外。
その後路線変更を経て辿り着いた通算5枚目のシングル曲では、
ロックなバンドサウンドの勢いとアニソン風のストリングスアレンジの両方の魅力が
融合した素晴らしい楽曲が誕生。歌唱力もどんどん上がっていっているのが分かるし、
間奏の曲展開がドラマチックなのもハマる。当ブログは間奏重視のブログだなというのはさておき
やっぱり今の路線が好きだなと、TADOKOROCKは成功だったなと思える1曲ですね。


[収録作品]
・運命ジレンマ


・So What? (2017/10/25)




2017年12月13日水曜日

[CDレビュー]  田所あずさ「So What?」


田所あずさ「 So What?(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」
(2017/10/25)

1. 涙 one of them
2. 1HOPE SNIPER  [公式PV]
3. ストーリーテラー  [公式PV]
4. ギミーシェルター・ブライトネス
5. スーパースタールーザー (So What? mix)
6. Pajama KINGDOM
7. そう上手くいかないものです。
8. DEAREST DROP  [公式PV]
9. Crying
10. 僕は空を飛べない
11. Aiming for Utopia
12. I can’t live without you.
13. 運命ジレンマ  [公式PV]
14. ころあるき
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




声優歌手、田所あずさの3rdアルバム。
これまで同様に「TADOKOROCK」を掲げる作品でありながらも
楽曲や歌唱のパワーは前作以上にアップ、期待以上の作品を届けてくれました。

まず1曲目の「涙 one of them」は作詞作曲Q-MHzに加えてギターと編曲で
9mm Parabellum Bulletの滝善充さんが参加。収録時間2分強と短めながらも
勢い抜群のギターと共に一気に駆け抜ける曲で気持ちいい。
2曲目「1HOPE SNIPER」もQ-MHz作詞作曲、今作も作家陣がLiSAさんとかぶってるだけに
パンキッシュなノリがまんまそれっぽいと思いつつも名曲には違いない。
今作のリードトラックの3曲目「ストーリーテラー」は希望の未来へと続く旅路を
歌ったかのような曲で、アルバム序盤にして爽やかな風を吹かせてくれた。
サビメロがLiSAさんの「Catch the Moment」に若干似てないかと思いつつも名曲には違いない。
5曲目「スーパースタールーザー」も美人さんが歌う爽快ロックチューンといった感じで
前半の曲の中では一番のお気に入り。スーパースターとつく曲は当ブログの推し曲ですからね。

アルバム後半では先行シングル曲の「DEAREST DROP」「運命ジレンマ」が
ストリングスなどを取り入れた歌謡曲テイストのアニソンらしい曲で、
こういうのもアルバムに入っていると安心する。楽曲のバリエーションは豊富な方が良い。
ロックバラード曲の9曲目「Crying」はイントロからメタルなギターソロ!
そしてサビのエモい歌唱!と好きな要素の詰まった曲で素晴らしいの一言。
そしてラストナンバーの14曲目「ころあるき」は忘れらんねえよの柴田隆浩さんが
作詞作曲を担当したという、これまた9mmに続いて意外な人選。
歌詞はシンプル、だがそれよりも伸びやかでキャッチーさ抜群のサビこそが、
そして「♪あーかーるーくー 元気にー!」な歌いっぷりこそが大正義だ!と言わんばかりの曲で
終わってみれば今作の曲の中で最も印象に残る名曲ということになりましたよ!
間奏部分で「ギター!」とコールしてギターソロが始まるところなんかは
ライブ感もあって、ぜひ会場で一緒に盛り上がりたくなりますね。

このアルバムにおいても新たにロックバンドのメンバーがアニソン系アーティストに
楽曲提供するという、時代の流行を感じさせられる曲も収録されていて
それも含めてLiSAさんの影響を感じさせられる作風でありながらも、
バンドサウンドの迫力は前作以上で、さらに前作よりも歌唱の魅力が増したと感じられた。
ルックス同様に歌声も綺麗な、美人女性ロックシンガー。これこそがTADOKOROCKだと。
個人的には沼倉愛美さんの1stアルバムに求めていたものが今作にあったような気がする(参照)
今作を聴く前の時点ではアルバムタイトルが「So What?」だと聞いた瞬間
THE冠の冠徹弥さんがかつて組んでいたバンドと同じ名前じゃないかということで
もしかすると思いっきりブッ飛んだ作風になってたりするのか?と思ったが、
いざ蓋を開けてみれば本家So What?みたいに「♪ち〇こもお腹にピッタンコ」
などとはこれからも絶対に歌わなさそうな内容だったので安心した。
次はぜひライブを体験してみたいと思える作品でした。お気に入りの声優歌手がまた1人増えましたね。







2016年9月10日土曜日

[CDレビュー]  田所あずさ「It’s my CUE.」


田所あずさ「 It’s my CUE.(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」
(2016/7/6)

1. Come on,A-Z!!(before the CUE)
2. It’s my CUE.
3. Fighter’s high
4. spit out
5. 君との約束を数えよう
6. 孤毒ディストレス
7. 夜はいつか朝になる
8. 世界が終わったあとの夜
9. ALERT from THE END
10. アンソリティア
11. 英雄なんていない
12. DREAM LINE (CUE mix)
13. Straight Forward
14. Boom! Boom!
15. 純真Always
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




田所あずさの2ndアルバム。声優歌手の作品でありながら今作はロックにこだわって
制作されたそうで、まず1曲目「Come on,A-Z!!(before the CUE)」のテンポの速さには
まるでUNISON SQUARE GARDENの田淵さんが提供したLiSAさんの曲みたいだなと思いきや、
本当に田淵さん作曲だったのか!とクレジットを後から見て笑ってしまった。
アルバム前半の楽曲を中心にLiSAっぽい曲が多いなと感じたものの、
7曲目以外は全てアップテンポ曲なので聴いていて盛り上がれる作品。

作曲家の陣容はアニソン系アーティストの作品でよく見る名前がズラリと並ぶだけに
どの曲も安心して聴ける。その中でもとりわけ目立った曲を挙げると、
まずは元Elements Gardenの中山真斗さん作曲の8曲目「世界が終わったあとの夜」。
前半バラード調から曲が進むにつれ勢いを加速していくアコースティックロックナンバーで
展開美を存分に感じられる編曲が素晴らしい。哀愁漂うサビメロの良さも印象的で、
これほどまでの曲が作れる作曲家がエレガを辞めたとはチャレンジャーだ。ぜひこれからも活躍して欲しい。
9曲目「ALERT from THE END」はアニサマにも出演したギタリストの山本陽介さん作曲。
これはLiSAさんというよりもどちらかというと黒崎真音さんのアルバムに入ってそうな
エモロックナンバーで、悲壮感漂わせながらも必死に突き進むかのように歌う姿が
たまらなくカッコいい。曲後半のCメロも良い。「消えたいのかい」のリフレインは
一度聴けば耳から離れない。今作の曲の中では一番のお気に入り。
14曲目「Boom! Boom!」は俊龍さん作曲のパンキッシュなタオル回しソング。
ライブで聴けばもっと好きになるんだろうなと思う。サビのキャッチーさはこの曲が一番。

その一方で今作では5、12、15曲目に収録されたシングル曲が弱く感じたのは
何とも惜しいところで、全体的にもやはりLiSAフォロワーという域を出ていない。
歌唱の方はアルバム後半の曲にてハイトーンボイスを張り上げたりと
頑張っているのは伝わってくるが、やはりLiSAさんの声質の強さに比べると
現状ではまだ歌手としてこれといった特徴が無いような気がする。
声優歌手によくある、曲ごとに歌声が変わるといったことも今作には無かっただけに・・・

これからは歌手としてどういった進化をしていくのかに期待したいところ。
8~11曲目の流れが良かっただけに、こういったアニソン系アーティストの曲ならではの
スケール感のある曲展開を持ったロックやパワーポップ中心でいってくれれば嬉しいですけどね。