7月24日(土曜日)大阪・アメリカ村BEYONDで開催された 「SALTY DOG " APOCALYPE " release tour」に行ってきました。 4月にリリースされた最新ミニアルバムを引っ提げてのライブツアーにして 初の大阪ワンマン、しかもこれが最初で最後のワンマンだという公言が。 それならば例え直前までテレビでオリンピックを見ていた中であろうと 行くしかないということで、いつものアメ村のライブハウスに来てしまいました。 [セットリスト] ・Meteor [MV] ・ANTI-LIAR [MV] ・CHRONUS ANCHOR [MV] ・SUGAR TRIP [MV] ・AUDEAMUS ・崩壊する世界で [MV] ・EMILIA [MV] ・LARME ・残酷な天使のテーゼ [MV] ・EMBER LAST [MV] ・Brave New World ・The Dark Side Of The Moon ・DANCE&SHOUT! [MV] ・5 Minutes to Self Destruction ・Screams Within [MV] (アンコール) ・アクセラレータ 全16曲 まずは初期の代表曲のリメイクバージョン「Meteor」で会場を盛り上げ、 3曲目には待ってましたの最新アルバムのリード曲「CHRONUS ANCHOR」が。 Tシャツのフレーズとしてグッズにもなった「♪誓いを立てて突き抜けろ うぃーなー」 これには思わず一緒にうぃーなあああーーーって心の中で叫びたくなるほどだった。 突破力抜群の歌唱に加えて、間奏のギターやストリングスのメロディもアニソン風で 序盤3曲はアニラウドと名乗る音楽性の通りの名曲連発。 さらに「崩壊する世界で」「EMILIA」「LARME」のバラード系楽曲3連発では ボーカルのSERAさんが覚醒。神憑り的なまでの歌唱に圧倒された。 ライブだとキーを下げて歌うような歌手も多い中で、そんなことは一切せずに 全曲オリジナルキーにて魂のハイトーンボイスを聴かせるところもスゴ過ぎる。 加えてやっぱりこのバンドはメロディが良い。バラード曲だと尚更光るものがある。 ラウド系バンドはメロディが単調になる傾向もある中でよくぞここまで色鮮やかだなと。 続いては2020年に配信シングルとしてもリリースされた「残酷な天使のテーゼ」の カバーを披露。デジタルポップ風ながらもサビの重厚感はこれぞアニラウド。 その次にはSERAさんがエクスカリパーを手にして「♪剣を持て 共にーー」 ついに当ブログが選んだ2019年の年間No.1楽曲の「EMBER LAST」が来た来た来たーーっ!! 前回行ったTRiDENTとの対バン(レポはこちら)では聴けなかっただけに 感激もひとしお。あらためて生で聴くと圧巻。変拍子を組み込んだ劇的展開連発、 それでいてメロディがキャッチーなのはアニソン的でもあるし、 加えてドラムの演奏の迫力も感じられたのはライブならでは。 ライブ後半は「Screams Within」までアッパーチューン満載で盛り上がりまくり。 アンコールではまずはMCにて、ベーシストのTOMOYAさんが、 インディーズのバンドマンなら分かることだが地方でワンマンライブをやるのは 大変なことであり、周りからSALTY DOGならできると言われても 本当に来てくれるか不安だったと告白。そしてフロアの後ろの方まで埋まった 観客達に向けて感謝の言葉が。その後には開演前の物販でガチャを引いたファンの中から 抽選によりメンバーそれぞれのオリジナルグッズをプレゼントするという企画が。 SERAさんが先ほどの「EMBER LAST」で手にしていたエクスカリバーも 観客にプレゼント。いいなぁ剣を持てるなんて。 続いてギタリストのKENTさんからは、これで終わってしまうのは寂しい、 SALTY DOGは青春だったと、観客に向けて別れの言葉が・・・ そしてアンコール楽曲は復活ミニアルバムのCDのみに収録されたレア曲にして もっと評価されるべき曲の「アクセラレータ」を披露。その後観客の中には 別れを惜しんで泣き出す人も・・・直後にダブルアンコールが起こり、 それに応える形でKENTさんとTOMOYAさんが再登場。しかしもう曲が無い、 (SERAさん加入後に)リリースされた曲は全部やってしまったとのこと。「Loser City(ねめ山ねめをver.)」とかいう超問題作やってないなというのはさておき、そこで観客の1人から、インゲルさんがいた頃の初期の曲をリクエストする声が上がるも 「怒られる」「(歌詞が)英語だし」ということで結局実現せず。 実は自分も同じく、曲数の多いワンマンライブではインゲルさん時代の曲も いくつかやってくれるかもしれない、やって欲しいと期待してました。 日本語バージョンでリメイクされた「Meteor」「Screams Within」以外の曲もぜひと、 その中でも「Eternity」はSERAさんにも歌い継がれて欲しいと思える程の 大傑作だったのに。それができないというのは大人の事情なのか。 やっぱりインゲルさんは円満脱退ではなかったのかなと想像してしまった。 The Number Zeroが続いていく一方でSALTY DOGは本当にこれで終わりなのだろうか。 KENTさんはミュージシャンを辞めそうだなというのが分かってしまったが、 だがその一方でTOMOYAさんの方は最近になっても自身のツイッターにて アニソンをやらせて下さいと関係者様に向けてのお願いをしているので(参照) 音楽を続ける気満々なのが伝わる。既にMay'nさんへの楽曲提供という形での アニソン担当は実現しているが、そりゃやっぱり自身のバンドでやれるのが一番だよな。 以前にも書いたが、SALTY DOGとしては最後のアルバム&ライブツアーであろうが 改名そしてメンバーチェンジという形になっても続けて欲しいと思う。 超絶ボーカルと美メロのハーモニーに加えてアニソン系アーティストばりの多彩な楽曲を 擁するバンドは今や唯一無二、これで終わってしまうなんてあまりにももったいない。 以上、長文感想記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。届け届けこの想い。
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2021年8月1日日曜日
[ライブレポ] SALTY DOG " APOCALYPE " release tour
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