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2019年11月17日日曜日

[ライブレポ]  ANIME GIRL×葉月 2MAN LIVE ANIMEZUKI

11月9日(土曜日)大阪・長堀橋WAXXにて開催された
「ANIME GIRL×葉月 2MAN LIVE ANIMEZUKI」に行ってきました。
10月28日に2ndフルアルバムをリリースしたばかりのANIME GIRLと、
82回目の終身刑のボーカリストとして活躍中の葉月さんのソロによる夢の2マンライブ。
ちなみに当ブログ管理人が葉月さんを知ったきっかけは、2017年末に開催された
ANIME GIRL主催の対バンに82回目の終身刑がゲスト出演していたことからでした。
(当時のレポはこちら)ボーカルが同郷ということもあって縁が深いんでしょうね。
余談だがそれに対して当ブログ管理人はなぜかツイッターなどでお世話になっている方々から
名古屋出身だと間違われることが多い。この日でもう4人目ですよ。
ユウヒさん葉月さんと同じ奈良出身だということはこのブログを読んでいれば
分かるはずなのに。いかに読まれていないかというのが分かりますね・・・



・ANIME GIRL

[セットリスト]
・EDGE
・RESONANCE
・Let's Get Crazy!!
・With you…
・SPICA
・FANTASIC HOLIC(ANIME GIRL×葉月)
・Colors in my heart
・AG DISCO
・GLITTER EMOTICON

当ブログ的にはおなじみのアニメタイアップを目指して活動中の2人組バンド。
ボーカルのユウヒさんとリノズカさんの2人による圧巻の歌唱パフォーマンスと
盛り上げパフォーマンスはこの日も健在。2人組となったことで
ステージの最前にて2人が肩を並べて歌う場面も増えた気がするし、
ライブに懸ける思いがこれまで以上に伝わるものがあった。
そしてこの日はリリースされたばかりのニューアルバムの収録曲も多数披露。
ガールズロックにEDMを加えた新機軸の楽曲は期待通りにライブでも盛り上がる。
初披露となった「Let's Get Crazy!!」ではサビで観客達も一緒にジャンプ。
観客達が着ているTシャツを見るとおそらく葉月さんのファンの方が多かったと思われる中で
いったいどこでこの曲を覚えたのかとユウヒさんがビックリするほどに
一体感に溢れたライブだった。さらにEDMといえば「AG DISCO」のノリの良さは最高。
間奏部分の編曲もI'veのトランス系楽曲並みに質が高くて踊らされる。

MCではまずはリノズカさんがメンバー脱退の時の苦労を語ってました。
バンド活動を辞めたくなったこともあったそうで、思ってた以上にピンチだったんだなと・・・
だがこの日もライブに参加してくれているサポートメンバーなどに助けられたおかげで
続けられたといった感謝の言葉を述べていたのも印象的でした。
そして現在は3ヶ月連続でミュージックビデオを公開するという企画の最中で、
第2弾の「Let's Get Crazy!!」はリノズカさんのカメラで撮った低予算作品なのに対して
第3弾としてもうすぐ公開予定の「Colors in my heart」のMVは
前のバンド(おそらく少年カミカゼ?)でお世話になっていたスタッフの力により
製作予算3ケタで作られたそうで、さらにはユウヒさんのセクシーショットも
収められた作品だということなので、大いに期待したいですね。予算3ケタということで
観客の1人からは「300円」という声があがったのには笑ってしまった。んなわけない。

さらに中盤のMCではユウヒさんが「欲しいですよね」と言うと、
リノズカさんが「大麻?」これには不覚にも笑った。最もやらなさそうなバンドなのに。
あらためてユウヒさんが、葉月さんのTシャツを着ている観客達に向けて
このステージに来て欲しい人がいるでしょと問いかけると、観客の1人が
「マーシー」と答えたことにまたしても笑いが。あらためて会いたい人がいるでしょと言うと
観客達からはなぜか大泉洋さんの名前が口々に挙がる。葉月ファン面白過ぎだ(笑)
気を取り直してユウヒさんと観客が一緒に葉月コールをすると、
ようやくステージに葉月さんが登場。そして「FANTASIC HOLIC」をコラボで披露。
アニメガの曲の中でもとりわけロック色の強い曲に2人のボーカルが合わされば
そりゃ盛り上がらないわけがない。葉月さんの所属事務所である色彩RECORDSが
公式ツイッターにて動画をしまうほどの、この日一番の名場面だったと言っていい。
  
そして最後には12月19日に初のオケワンマンを開催するというお知らせが。
バンドをつければカッコいいのは当たり前、今まではそれにお世話になってきただけに
今度はバンドに頼らずに2人だけでライブをしたいという決意表明には感心させられた。
開演時間は19時15分ということで仕事帰りに来て欲しいと話してましたので、
このブログを見ている皆さんにはぜひ行くことをおすすめしたいですね。
なお当ブログ管理人はこの時間までに仕事は終わらないこと確実なようで・・・
ともあれ今回は最新アルバム「2INPACT」から数多くの曲が聴けて良かった。
アルバム感想も時間がある時にあらためてブログに書きたいですね。



・葉月

[セットリスト]
・WATCH OUT!!
・HUNTING GAME
・わんだふる☆カーニバル
・BARRELS OF BATTLE
・御堂筋は午前二時
・LOOP THE LOOP~マッド博士の嗜虐的な実験室~
・HIDE&SEEK
・ドラゴン
・メシアライザー
・REBIRTH TO DEATH
・霹靂SUNMOONLIGHT(葉月BAND×緋岡ユウヒ)

当ブログ的にはおなじみのガールズバンド「82回目の終身刑」のボーカリストがソロで登場。
バンド結成前となる2014年頃から2017年まではソロ歌手としての活動が中心で、
アルバムを計2枚リリースしたり大阪BIG CATでのワンマンライブを成功させたりと
確かな活躍を見せていた模様。そして今回は久しぶりの葉月BANDとして、
ギタリストとドラマーにはサディスティック仮面ちゃんのヨシンギーさんとにっしーさん、
ベーシストにはaomidoroに加えて82回目の終身刑にも正式に収監決定となった
マカさんを加えての計4人編成でのライブが実現。
あらためてソロ時代の楽曲を聴くと、82刑の結成前の時点からガールズロックシンガーとして
大いなる個性と魅力を発揮していたことが分かった。
浪速の狂犬というキャッチコピー通りの尖った世界観を持ちつつも、
カッコ良さとメロディの良さと歌声の美しさを持ち合わせているので聴きやすい。
それは82刑の世界観ともつながっていると感じられる。所属事務所は元々アイドル事務所で
かつてはロック系アイドルグループの「アンドクレイジー」にいたことがあったというのも
葉月さんの公式ツイッターで最近知ったが、そんなジャンルどうこうなんてのは
関係ないと思えるほど、近年の売れ線の女性ボーカルバンド以上にロックだと感じられた。
MCでは久しぶりに葉月BANDでライブができることを嬉しいと語っていたのが印象的だったが
その理由はこうしてソロの楽曲がまた次々と日の目を見ることが嬉しいんだろうなと。
中には82刑のライブでも披露していた曲もあるが普段はここまで数多くはできないだろうし。
82刑のライブでも聴いた「わんだふる☆カーニバル」では今回はスペシャルゲストとして
鈴原優美さんと日向ちよさんがwith 葉月ガールズとしてダンサーで登場。
優美さんはバリバリの82刑のメンバーだが囚人服姿じゃないというだけで新鮮に感じた。
ソロ時代からライブには欠かせない必殺級のパーティーチューンだというのが分かる。
  
この日は「REBIRTH TO DEATH」で本編終了かと思いきやアンコールが起こる前に
ANIME GIRLのユウヒさんをステージに招き入れ、コラボステージとして
82回目の終身刑の1stアルバム収録曲でリノズカさん作曲の「霹靂SUNMOONLIGHT」を披露。
この曲はユウヒさんバージョンも聴いてみたいなと思ってただけに良いコラボ。
ファンの盛り上がりも最後まで熱狂的だったし葉月ファンがANIME GIRLのライブも
より面白くしてくれただけに、これからもこの2組の対バンの機会はあって欲しいし
両者ともに飛躍していく姿が見たいとあらためて思った。ジャンルや年代の壁を超えて
ファン層が広がっていけばいいのにと思う。それぐらい最高のライブをやっている2組だから。



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