(前記事はこちら) ・スノーマン (JANUS) 昨年のミナホでは入場規制になるなど、人気上昇中の奈良出身4人組女性ボーカルバンド。 まずライブ前半から「in pairs」「ココロノアリカ」「ちょっと待って」と 聴きたかったアッパーチューンを立て続けに披露。演奏の迫力もさることながら、 最も印象的だったのはボーカルの幹葉さんのハイトーンボイス。 最初に試聴した時はアニソンバンドのfhanaのような可愛い系の歌手かと思いきや まさかここまでの声量と迫力を兼ね備えていたとは!これは良いボーカリストだ。 曲調も多彩で、中盤では語りから始まるバラード曲なども披露。 バンド名通りの、雪への憧れが詰まったロマンチックな曲でした。 奈良は雪なんて積もらないのによくこんな曲を作れたなと思ったが、 むしろ冬は雪がたくさん積もる豊岡や舞鶴よりも寒いにもかかわらず なぜか雪だけは全然積もらない奈良で育ったからこそ、雪への憧れが詰まった曲を 作れたのかもしれない。子供の頃の自分がそんな感じで雪が大好きでしたからね。 ここまではいい雰囲気だったが・・・その曲が終わった後のMCで、 ボーカルの幹葉さんが最初に放った一言が「喋る~」って何だこれは!(笑) これにはせっかくの雰囲気がぶち壊しだと自分で自分をツッコみ、その後には 夢の中でメンバーが登場して、メンバーから夢への出演料を要求された話を披露。 さらにはこんなこと言っていいか分からないけど夢の中でメンバーが人を殺してたと 言ってしまい、これにはメンバーから「オブラート!」というツッコミが。 どうやらかなり天然が入ったお方なようですね。美人さんなのにこんなキャラとは面白い。 そして来年1月6日に開催されることが決まった主催フェスに先駆けて重大発表が。 「この日をもって、スノーマンは改名します」 え~っマジか!? 重大発表と聞いてこれはメジャーデビューかと期待したらまさかの改名宣言。 せっかく知名度が上がってきたという時に改名してしまうのは 本当に大丈夫なのかと思ってしまったが・・もしかして権利上の問題なのか? スノーマンの絵本を描いたレイモンド・ブリッグズさんから苦情が来たとか? wikiで調べてみると・・あっ、それよりも怪しいのが右上に書かれたジャ(以下略)ともあれ改名により新しく生まれ変わると宣言、そしてラストで披露された曲は 「新しい私になれ」。この流れで聴くと一層の説得力を感じられました。 数少ない当ブログ管理人の地元出身で期待できるバンドなだけに、 改名を機にさらなる飛躍を願いたいですね。この調子ならメジャーデビューは近いはず。 ・カヨコ (FANJ twice) [セットリスト] ・LOVE IS BAD COMEDY! ・Live ALive ・マーメイド・ララバイ ・いいひと ・東京より ・カーテンコール 近年ではLiSAさんなどへの楽曲提供でも活躍するシンガーソングライター。 ミナホには2008年に初出演を果たし、今回で計8回目の出演だそうです。 1曲目の「LOVE IS BAD COMEDY!」にいきなりドハマリ。なぜ今まで知らなかったんだ。 LiSAさんが好きならば確実にハマりそうな王道ガールズロックナンバーの連続で 歌いっぷりも豪快で気持ちいいし、さらにはMCからも豪快な人となりが伝わってくる。 ミナホ出演にあたって楽しみなのは計3日間お酒を飲めることだと宣言したり、 さらには今回新たにアコースティックアルバムを出した理由として 「(自身の曲を)朝から聴くのはキツイと言われたから。朝から愛せよ!」 これには思わず笑ってしまった。ロックな姉ちゃんって感じでいいっすね! ・桐嶋ノドカ (pangea) 2015年にメジャーデビューを果たした期待の若手女性シンガーソングライター。 アコギ、キーボード、ドラムを加えた4人組アコースティックバンド編成で登場。 歌唱力の高さはさすがの一言、癒し系の楽曲の中に歌声が綺麗に溶け込んでいて、 これがもし歌姫系ブログ全盛期に世に出てきてたならば各所で絶賛されてただろうなと、 できれば椅子席でゆったりと聴きたかったなどと思えてくるステージでした。 MCはあまり得意ではないようで、うまく話せなくてオチも無いなどと言ってましたが うまく話せないからこそ歌い続けると綺麗に締めたのには会場から拍手が。 これぞ歌姫と呼びたくなる名言だ。新曲は小林武史さんとsupercellのryoさんの 共同プロデュースということからも期待されている歌手であることが分かる。 ただ歌姫系全般に対しても言えることだが、客層を見てみるとおっさんばかりの歌手は 高い評判を聞いていても軒並みブレイクまで至っていないのが気がかり・・・ もっと幅広い層に人気が出てもいい歌手なはずだと思いますけどね。 (続く)
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2017年10月9日月曜日
[ライブレポ] MINAMI WHEEL 2017(スノーマン、カヨコ、桐嶋ノドカ)
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