榎本くるみ「 NOTEBOOK2~冒険ノート中~
」 (2009/1/21) 1. note 2. リアル 3. 冒険彗星 4. エメラルド 5. EPISODE I 6. 未来記念日 7. 朝顔 8. サンタさんはいないんです。 9. ファントム 10. 夕陽が丘 11. イエスタデイズ~大切な贈りもの~ 12. 昨日の未来 13. みんな元気 14. 雨降り小僧 15. ぼくのうた 16. book 17. CURE お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 「冒険彗星」のヒットで注目を集めた、榎本くるみさんの2ndアルバム。 私がこの歌手を知ったきっかけは、いつもお世話になっているブログ 「Japanese Music~現在・そして未来へ~ 」での楽曲レビューにて 「イエスタデイズ~大切な贈りもの~」という曲が絶賛されていたのがきっかけで知りました。 この曲で彼女のことを知ったこともあってか、当初は「冒険彗星」のような曲は いわば異色で、ピアノバラード系の曲がメインの歌手かと思ってました。 しかしアルバム曲を全曲聴いてみると、まず曲の振り幅の広さに驚かされました。 バンドサウンドの曲が意外と多く、その中でも10曲目の「夕陽が丘」は 文字通り、バックに夕陽の美しい光景が浮かんでくるかのような 輝きと力強さを感じるバンド曲で、個人的には一番ハマりました。 さらには、ダークさ全開のハードロックナンバー「ファントム」のような曲もあれば、 軽快でポップなナンバー「エメラルド」「昨日の未来」のような曲や、 優しさ溢れる歌声が印象的なミディアムナンバー「未来記念日」のような曲もある。 そして、NHKみんなのうたで使われてもおかしくなさそうな、 懐かしさとスケール感を感じる「雨降り小僧」「ぼくのうた」は 後半の曲の中でも特に良いと思いました。 これだけいろんな曲を歌っていて、しかもインスト2曲を除いた実質15曲も入っていて、 (ちなみに、当ブログでは曲数が多いことを理由に減点するなんてことはしません) それでいて、作品にビシっと統一感を感じるのは、すごいです。 これはやはり、この独特の魅力のある声という名のもとに アルバムとして1本の筋が通っているからだと思います。 力強い声でありながらも、同時に聴けば聴くほどじんわりと癒されるような声でもある。 そしてこのアルバム全体を通して聴くと、作品の中で激しさと優しさ、ダークさと明るさが 絶妙に融合していることが感じられ、これには素晴らしいと感じるばかり。 早くも、2009年を代表する名盤が誕生したと思います。 これはもっと評価されるべき!
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2009年2月15日日曜日
[CDレビュー] 榎本くるみ「NOTEBOOK II~冒険ノート中~」
2008年12月29日月曜日
[CDレビュー] re-in.Carnation∞YURIA「月のキヲク ~lunatication~」
re-in.Carnation∞YURIA「 月のキヲク~lunatication~(DVD付)
」 (2008/1/17) 1. prologo 2. 例えるのなら、美しく残酷な華 3. カナシミノウタ 4. 薬草 5. 破遍 6. キヲク 7. patria 8. 棘 9. memento 10. la luna che pianto 11. うずまき お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) re-in.Carnation∞YURIAの1stアルバム。 とある深夜番組でこのバンドの曲を聴き、一瞬のうちに惹き込まれたのがきっかけで このCDアルバムも聴いてみたいなと思い、ようやく聴いてみたところ・・・ 予想の遥か上を行くような、とんでもない作品でした。 とにかく音作りが、これでもかとばかりにすさまじい。 メタル的な激しいエレキギターの音、キーボードの幻想的な音、 ストリングスの壮大な音、その他バイオリン、笛などのさまざまな楽器の音が これでもかとばかりに複雑に絡みながらも融合した音楽は、 ドラマチックで、前衛的で、芸術的。 それらはたった1曲の中においても、さまざまな展開美を見せ、 時には王道路線、時には変則的な展開・・・ これはまさに予測不能、それでいて圧巻。 曲調自体はバラード曲が多いですが、どの曲も他の曲とは似ていない。 それでいてアルバム全体が、いわゆるコンセプトアルバム的な、 完成された世界観を持っているというのも素晴らしい。 そしてボーカルのYURIAさんの、甘さと力強さを併せ持った歌声も、 曲の魅力を一層引き立てていると思います。 しかもそれでいて本当にすごいと思うのは、 これだけ芸術性の高い、前衛的な音楽でありながらも 同時に、万人に向けておすすめできるような、 キャッチーさも持ち合わせているというのがすごいです。 歌メロの良さ、特にサビメロのキャッチーさは このような前衛的な音楽をやっているアーティストの中ではNo.1なのではと思います。 元々ボーカルのYURIAさんは、いわゆるアニソン系の歌手らしいですが、 この作品は、アニメ云々は関係なく、 歌姫好きや、芸術的で壮大な音楽が好きな人ならぜひ聴くべき! 特に、OLIVIAやALI PROJECTあたりが好きな人が聴けば感動するのではと思います。
2008年10月12日日曜日
[CDレビュー] 上木彩矢 「Are you happy now?」
上木彩矢 「 Are you happy now?
」 (2008/9/10) 1. Are you happy now? 2. It's a beautiful day 3. Just take my heart 4. いつの日も君だけ I Remember you 5. SUNDAY MORNING 6. Summer Memories 7. I'm your side 8. Walking down the street 9. Secret Night 10. Crash 11. Good-bye my love 12. 君去りし誘惑 13. Best of my love 14. 愛は暗闇の中で (ボーナストラック) お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 上木彩矢の3rdアルバム。前作は決して悪くはなかったものの どうも似たような感じの曲が多いかなと思ってしまったのに対し、 今作は、後半を中心に曲のバリエーションが広がったのがまず良かったです。 前半の1~7曲目よりも後半の8~14曲目の方が多彩で、 なおかつどれも曲や歌唱にパワーを感じます。 本来持っている歌唱のうまさ、すごさが存分に生かされてると思います。 特に、タイトル通りのハードナンバーの10曲目の「Crash」は素晴らしい! さらにボーナストラックの「愛は暗闇の中で」も素晴らしいです。 ZARDのカバーとは思えないぐらい、というかむしろ原曲よりもこっちの方が 圧倒的なキレ、伸び、パワーを感じる。なぜこの上記2曲のような ハードロックナンバーを、シングルで出さないんでしょうか? シングルで切る曲を間違えてるとしか思えないです・・・ でもこういう曲がアルバムで聴けたのはとても良かったです。 ただ、曲やアレンジの雰囲気がかぶってると思うような曲があったことと (1曲目と11曲目、3曲目と7曲目は特に) 歌詞が8~10曲目以外はどれも似たような感じで、 あまりにも無難過ぎというかベタだったのが惜しかったです。 ブルースっぽい雰囲気の9曲目「Secret Night」と、 ハードロックナンバーの8、10曲目はそんな曲の雰囲気にピッタリと合った、 良い歌詞を書いているのだから、もっとレベルの高い歌詞を書くことはできるはず! 歌詞の表現の幅、曲の世界観の幅をもっと広げることができてたらさらに良かった。 歌声やサウンド自体はモロに好きなタイプなだけに、がんばって欲しいです。 こういう「Crash」「愛は暗闇の中で」のような感じの曲を歌ってる歌手は 今のヒットチャート界には不在なだけに、なおさらそう思いますね。
2008年9月24日水曜日
[CDレビュー] UVERworld「PROGLUTION」
UVERworld「 PROGLUTION
」 (2008/1/16) 1. Roots 2. brand new ancient 3. 浮世CROSSING 4. 病的希求日記 5. counting song-H 6. シャカビーチ~Laka Laka La~ (album ver.) 7. GROOVY GROOVY GROOVY 8. expod-digital (インスト) 9. -妙策号外ORCHESTRA- (インスト) 10. UNKNOWN ORCHESTRA (album ver.) 11. -god’s followers- (インスト) 12. 神集め 13. -forecast map 1955- (インスト) 14. ENERGY (album ver.) 15. endscape (album ver.) 16. 心が指す場所と口癖 そして君がついて来る 17. オトノハ 18. to the world (SE) お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) 2008年1月にリリースされた、UVERworldの3rdアルバム。 いつもお世話になっている音楽ブログにて「大作アルバム」「独創性の塊」 などといったレビューが書かれていたのを見て、聴いてみようと思いました。 彼らのようなラップを取り入れたミクスチャーバンドというのは、 いかにも今の時代にありがちだなと、以前までは思ってましたが、 しかしいざ今作を聴いてみると、そのような先入観は吹き飛びました。 まず歌詞カードを開けた瞬間から、ボーカルのTAKUYA∞さんによる 「音楽で世界を変えたい」という熱いメッセージが書かれていたのが良かったです。 このように、歌詞カードにアーティストの音楽にかける思いが伝わるメッセージが載ってると、 それだけでそのアーティストは応援したいと思えてしまいます。 ちなみに以前にも、甲斐名都「ナミダの成分」や、上原あずみ「無色」の歌詞カードなどが自分の中ですごく印象に残ったことがありました。 そして曲の方も、1曲目から熱い思いが伝わってくる曲ばかり。 予想していたよりも全体的に歌詞が良かったことに驚きました。 シングル曲よりもむしろアルバム曲の方が歌詞が良いのではないかと、 1、2、4、5曲目などを聴いた時点で思いました。 14曲目の「ENERGY」は、環境問題について、皮肉を込めながらも 同時にこの世界に訴えかけているかのような歌詞が見事。 こんな曲があるとは予想してなかったです。 そしてサウンドの方は、思ってたよりもラップ色は薄く、その代わりに印象に残ったのは、 電子音やアコースティックギターなどの使い方のうまさ。 これが曲の中でいいアクセントになってました。 その中でも、ラテン音楽と疾走感あふれるロックが曲の中で行ったりきたりする「シャカビーチ」と、 ディスコ調のサウンドに乗せて歌われる、裏世界をテーマにした曲「UNKNOWN ORCHESTRA」は特に良かったです。 とにかく音作りが凝っていると感じました。 ただ、終盤のバラード曲が個人的には微妙かなと思ったので、これが良くなればさらに期待ができますね。 今作は思わぬ掘り出し物となったアルバムでした。 余談になりますが、カラオケで歌うにはかなりメロディが複雑なので覚えにくいだろうなぁ・・・
2008年9月8日月曜日
[CDレビュー] THYME「first 9uality」
THYME「 first 9uality(ファーストクオリティー)〈初回限定盤 DVD付〉
」 (2008/9/3) 1. 晴天 2. Hello 3. Our Rock Star 4. forever we can make it! 5. Drive 6. Fly Away 7. I'll be back 8. The LAST DAY 9. babycar 10. My Life 11. Humming Bird 12. Wonderland お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) THYMEの1stアルバム。やはり期待通り、1stアルバムから素晴らしい作品をリリースしてくれました! 「1シンガー、2サウンドプロデューサーが織りなす上質ロック」というキャッチコピー、 これに偽りは無いということが、聴けば本当によく分かります。 以前このブログで紹介したシングル曲の素晴らしさは既に証明済として、 アルバム曲も全曲もメロディが良いですし、音がしっかり作りこまれていて質が高いです。 バイオリンの音が絶妙にマッチした「Humming Bird」なんかは特に印象に残りました。 どうやら、サウンド面の方は公式HPの紹介によると「洋楽センス溢れる楽曲」が売りらしいですが、むしろメロディの良さに関しては洋楽よりも上なのではと思います。 そんな楽曲の数々を歌う、ボーカルのthymeさんの声がこれまた良いです。 独特のカラっとした感じの声、これは今の日本の有名アーティストの中には いないような感じの声で、個性があって良いです。 ただ、ちょっと意外だったのは、思ったよりも前向きな歌詞が多かったこと。 もともとバンド名のTHYMEとは花言葉で「勇気」という意味があるらしく、 そんな、文字通り勇気や希望を与えてくれるような曲が多かったです。 が、ちょっと似たような感じの歌詞や世界観の曲が多いかなという印象でした。 それでも歌詞の質自体は最近のヒット曲とかに比べたら全然高いと思います。 そんな中で「The LAST DAY」が歌詞も曲の雰囲気もこの中では異色な感じがして、面白かったですが、まだまだもっと歌詞や曲の幅を広げることはできるはず! それでも、1stアルバムでこれだけやってくれたらさすがとしか言いようがないですね。 やはり、2008年を代表する、名作アルバムでした!
2008年8月13日水曜日
[CDレビュー] THE イナズマ戦隊「どうにもこうにも俺MHz」
THE イナズマ戦隊「 どうにもこうにも俺MHz
」 (2008/2/20) 1. 俺MHZ 2. 汗と涙とロッケンロール 3. メッセージ・ボトル 4. 俺讃歌 5. Ban&An~バカ万歳アホ万歳~ 6. ちょっと待った!! 7. Oh!スザンヌ 8. 冬の並木道 9. 情熱の風 10. 線路沿い 11. 青春時代 12. Rollin'Rollin' 13. 眼鏡橋ブルース お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 2008年2月にリリースされた、THE イナズマ戦隊のアルバム。 このバンドの曲は前から何曲かは聴いたことがありましたが アルバムを聴くのは今年のこの作品が初めてでした。 感想は・・・ もうこれでもかってぐらいに熱い。 1、2曲目のタイトルからして、暑苦しいほどに熱い。 ここまで極められるっていうのはある意味すごいです。 こういうのは好きなんですよね! 特にボーカルの歌唱に関しては、 思いっきり爽快感を感じることができる。素晴らしいです。 個人的に地味系バンドはどうも好きになれないのに対して、 このバンドはそれとは全く対照的なところが良いですね。 一昔前に流行した、青春パンク系と呼ばれるような雰囲気もあるにはありますが、 それだけでは無い一面を持ってるところも良いです。特に3曲目の「メッセージ・ボトル」の 「俺達ももういい年で いい加減なアイツなんかも 3歳の子供がいるって」 という歌詞は、どこか今の自分とダブるとこがあって、胸にくるものがありました。 アルバム全体の印象としては、似たような感じの曲も多かったですが、 そんな中で7曲目の「Oh!スザンヌ」が歌詞・曲ともにいい感じでひねりが利いてて、 アルバム全体としてもいいアクセントになってました。どこか90年代っぽい感じもします。 今の時代の流れとは全く逆の方向に突っ走っているかのようなバンドなので、 この先ブレイクすることは難しいかもしれませんが、これからもこの勢いで突っ走っていってもらいたいです!
2008年4月6日日曜日
[CDレビュー] GARNET CROW「LOCKS」
GARNET CROW「 Locks
」 (2008/3/12) 1. 最後の離島 2. 涙のイエスタデー 3. 世界はまわると言うけれど 4. もう一度笑って 5. この手を伸ばせば 6. doubt 7. 風とRAINBOW 8. ふたり 9. Mr.Holiday 10. The first cry 11. Love is a Bird お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) GARNET CROWの6thアルバム。作風は確かに昔とは変わりました。 初期の頃と比べると、バンド色が強くなったような気がします(6・8曲目とかは特に) 独特の雰囲気や世界観は残しつつも、ボーカルの中村由利さんの歌唱も含めて 力強い一面を感じさせてくれる曲が多かったです。こういう路線もありだなと思いました。 今作は、いくつかの音楽ブログを見る限りでは賛否両論でしたが 私のようなバンドサウンド好きにはむしろお気に入り作品です。 オープニングにして一気に目の前に美しい海の景色が広がるかのような 「最後の離島」、さらには王道バラードの「この手を伸ばせば」 「Love is a Bird」などといった曲は特に大好きな曲でした。 私はもともと、「光」と「影」の両面を持ち合わせたアーティストが好きでございます。 なので、半ばお気楽なラブソングばかり歌っているような歌手は、 私の中ではアーティストとしてそれほど評価しなかったりしますが、 その点、今回のGARNET CROWのアルバムは、「光」の部分が今までと比べると 多くなったと思いますが、それでも依然として、両面のバランスがとれていて なおかつ個性豊かな音楽は作れていると思います。 これからも「影」の部分は忘れないで欲しいですが・・・
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