UVERworld「 PROGLUTION」 (2008/1/16) 1. Roots 2. brand new ancient 3. 浮世CROSSING 4. 病的希求日記 5. counting song-H 6. シャカビーチ~Laka Laka La~ (album ver.) 7. GROOVY GROOVY GROOVY 8. expod-digital (インスト) 9. -妙策号外ORCHESTRA- (インスト) 10. UNKNOWN ORCHESTRA (album ver.) 11. -god’s followers- (インスト) 12. 神集め 13. -forecast map 1955- (インスト) 14. ENERGY (album ver.) 15. endscape (album ver.) 16. 心が指す場所と口癖 そして君がついて来る 17. オトノハ 18. to the world (SE) お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) 2008年1月にリリースされた、UVERworldの3rdアルバム。 いつもお世話になっている音楽ブログにて「大作アルバム」「独創性の塊」 などといったレビューが書かれていたのを見て、聴いてみようと思いました。 彼らのようなラップを取り入れたミクスチャーバンドというのは、 いかにも今の時代にありがちだなと、以前までは思ってましたが、 しかしいざ今作を聴いてみると、そのような先入観は吹き飛びました。 まず歌詞カードを開けた瞬間から、ボーカルのTAKUYA∞さんによる 「音楽で世界を変えたい」という熱いメッセージが書かれていたのが良かったです。 このように、歌詞カードにアーティストの音楽にかける思いが伝わるメッセージが載ってると、 それだけでそのアーティストは応援したいと思えてしまいます。 ちなみに以前にも、甲斐名都「ナミダの成分」や、上原あずみ「無色」の歌詞カードなどが自分の中ですごく印象に残ったことがありました。 そして曲の方も、1曲目から熱い思いが伝わってくる曲ばかり。 予想していたよりも全体的に歌詞が良かったことに驚きました。 シングル曲よりもむしろアルバム曲の方が歌詞が良いのではないかと、 1、2、4、5曲目などを聴いた時点で思いました。 14曲目の「ENERGY」は、環境問題について、皮肉を込めながらも 同時にこの世界に訴えかけているかのような歌詞が見事。 こんな曲があるとは予想してなかったです。 そしてサウンドの方は、思ってたよりもラップ色は薄く、その代わりに印象に残ったのは、 電子音やアコースティックギターなどの使い方のうまさ。 これが曲の中でいいアクセントになってました。 その中でも、ラテン音楽と疾走感あふれるロックが曲の中で行ったりきたりする「シャカビーチ」と、 ディスコ調のサウンドに乗せて歌われる、裏世界をテーマにした曲「UNKNOWN ORCHESTRA」は特に良かったです。 とにかく音作りが凝っていると感じました。 ただ、終盤のバラード曲が個人的には微妙かなと思ったので、これが良くなればさらに期待ができますね。 今作は思わぬ掘り出し物となったアルバムでした。 余談になりますが、カラオケで歌うにはかなりメロディが複雑なので覚えにくいだろうなぁ・・・
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2008年9月24日水曜日
[CDレビュー] UVERworld「PROGLUTION」
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