6月23日(日曜日)、大阪・umeda AKASOにて行われた、飛蘭のワンマンライブ 「飛蘭 LIVE TOUR 04 -PRISM-」に参戦してきました。 まずオープニングナンバーは最新アルバムの1曲目の曲である「prism flower」。 この曲はCD版では洋楽ポップス風の曲に聴こえましたが、 生バンドで聴くと、よりロックな感じで全く違った印象の曲に感じたのが新鮮でした。 Bメロの「♪エブリバディセーイイェイイェイイェイ」という部分では 観客との掛け合いもあったりして、楽しめました。 続く2曲目「Realization」も、生バンド&生歌唱の方がCD以上に迫力を感じる。 4曲目「恋夢様」では扇子を片手に、まさにこの曲の歌詞のように ハラリラハラリラと舞い踊りながら歌う姿が華麗でした。 この曲は「God FATE」のカップリング曲として収録されていた曲でしたが これをライブで披露してくれたのは嬉しかったです。 しかし、前半はバラード曲やミディアム曲が思ったよりも多かった印象。 最新アルバム「PRISM」自体が、前アルバムよりもアッパーチューンの割合が 減ったということもあってかそう感じたのかもしれませんが。 そんな前半のステージの中で、「RED decision」はそのイントロが流れた瞬間に 観客からオオーッ!という歓声が挙がったのが印象的でした。 この曲は最新アルバムのオリジナル曲の中で一番大好きだった曲だけに、 やはりファン人気も高かったんだなと実感しました。 MCでは、まず最初に関西弁でしゃべるという宣言が出され、 (しかし途中から完全に忘れてましたが) さらにはバンドメンバーの皆さんによるグリコの看板のお絵かきコンテストなどで 盛り上がりました。(絵の内容はこちら) その途中で客席から「モノボケをやって!」と無茶ブリをされるも、 ステージ後ろにいたスタッフから「×」サインが出されたため残念ながら実現せず。 この×サインに対して飛蘭さんが「なんで?下ネタに走るから?」 と返したのには笑いが起きてました。そういうキャラだったのか!? そして本当にスゴかったのは、後半からのステージでした。まず「RED love」に始まり、 その後に「Blood teller」「蒼穹の光」「God FATE」という キラーチューン3連発をぶつけてきました。これはまさに圧巻。 ステージ上でアクションを交えながら力強く歌う姿は最高でした。 さらに観客たちの持つサイリウムも「RED love」では赤一色に染まり 「蒼穹の光」では青一色になるなどといったように、 ファンも一体となってステージに彩りを添えているのが印象的でした。 そして新曲の「Blue sanction」、さらには人気曲である「本能のDOUBT」 「Last vision for last」「Dead END」と後半は怒涛のアッパーチューン攻勢。 キーは高いし曲展開も激しい曲ばかりで、こんなにも歌いこなすのが難しい曲を 振り付け・ダンスを交えながら曲の良さを体いっぱいで表現しつつも 完璧に歌うということが、どれだけスゴいことか。 それもキーを下げることなく全曲オリジナルキーで歌いのけるわけだから・・・ さらにはバンドの方も相当の演奏力がないと成り立たないような曲ばかり。 変拍子が入ったり、サビの真ん中で休符が入るなどといった急展開満載の曲を 生演奏で完璧にやってのけたのもさすがです。 「Errand」はサビの真ん中で転調する曲で、普通に歌うだけでもキーが高くて 大変な曲なのに、これを振り付け付きで歌った上にサビのラストでは 「♪う~んめいにだ~かれぇぇーーーーーーーーーーーーーー~~~~」と ロングトーンまで決めてしまうのは素晴らしいの一言。 最後は、デビュー曲の「mind as Judgment」で見事に締めてくれました。 アンコールでは、両手に猫の手の形をした手袋をつけて登場。名付けて「フェイニャン」 として、自身作詞作曲の最新アルバム曲「moment」を歌ってくれました。 この曲はCDで聴いた印象では痛快な洋楽ポップス風の曲だと感じていたのが ライブでは一転してキュートな萌え系の曲に早変わり。 続いては「Realization」のカップリング曲として収録されていた「My Life」。 タオル回しを交えたステージが楽しかったです。 ラストは、ロックな感じで思いっきり盛り上がって終わろうというメッセージの後に 「Never Slash」を歌ってくれましたが、実はこの曲は知りませんでした。 調べてみるとElements Gardenのオリジナルアルバムに収録されている曲らしいですが 個人的にはシングル曲の「螺旋、或いは聖なる欲望。」あたりが聴きたかったかな・・・ とはいえこちらの曲も十分良い曲だったので、今回知ることができて良かったです。 今回のライブでは最新アルバムの曲全曲に加えて、シングル曲のカップリング曲なども 交えたセットリストで、約3時間、計25曲前後も歌ってくれたのが嬉しかったです。 最後まで息切れすることなく、こんなにも歌えるとは! そして確信しました。飛蘭さんはもっともっとライブをやった方がいい。 あんなライブ見せられたらハマらずにはいられないだろ!と思いましたし、 同時になんでもっと人気が出ないのかなおさら不思議に思えてくる。 彼女の曲だけは知っているという人でもライブを観たら印象が変わると思います。 それぐらいに良かった。やっぱり実力は本物だなと感じました。
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2013年7月11日木曜日
[ライブレポ] 飛蘭 LIVE TOUR 04 -PRISM-
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6 件のコメント:
私は飛蘭さんのライヴは見た事がないんですけど、彼女はスタジオライヴでの生歌が上手かったのでライヴでもしっかり歌える人だろうと思っていましたが、約3時間25曲前後を歌って最後まで息切れしないとは想像以上に凄いみたいですね。
これはいつかライヴを見に行かないと。
私もライヴで魂のこもった声を聴かせてくれたり、堂々としたパフォーマンスを見せてくれるアーティストにはもっと売れて欲しいです。黒崎真音さんもですね。
記事と関係無いんですけど、えむけーさんは三枝夕夏 in dbお好きですか?
(前に「Graduation」を選曲されていたのを見たので)
ライブでこれだけ歌える力があるのに、その実力が世間的にほとんど知られていないのは残念に思います。
せめてインストアライブをもっとたくさん開催すればいいのではないかなと・・・
三枝夕夏 in dbはそりゃ好きに決まってますよ(笑)
特にシングル曲は全部名曲といっていいぐらいでしたね。
おお、やはり好きでしたか!
私も好きな歌手だったんですが、周りに好きな人がいなくてコッソリ聴いていました(序でにPinC Incも)
否定的な意見を持つ人は何人かいたんですけどね^^;
私は特に「君と約束した優しいあの場所まで」や「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」が好きです。今聴いても良いなと思います。
一番の思い出は6年前のSmile & Tearsのライヴで何の曲か忘れたんですけど、間奏だった気がしますが、夕夏さんは長めに後ろを向いて少し泣いていたように感じました。それを見て私もウルッと来た記憶があります。
彼女は今何をしているのか分かりませんが、愛内里菜さんがいつか歌手活動を再開したらライヴでゲストに、なんて仄かな期待を持っていたりします。
現在相互リンクさせて頂いてるブログの中には三枝夕夏 in dbが好きだという人も3人ほどいますよ。
一応当ブログでも計4枚のアルバム全てをレビューしてるんですけどね。
否定的な意見を持つ人ってのは私が思い浮かんだ人とおそらく同じ人ではないかと思います・・・
その2曲はまさに名曲。あと「CHU☆TRUE LOVE」も。
ライブも行ったことあるんですか!会場はパン工場ですか?
私も行ったことありますが後ろの方だったのでほとんどステージが見えませんでした(泣)
ぜひまた機会があれば表舞台に登場して欲しいですね。
私は関東住まいなのでShibuya O-EASTで見ました。私は真ん中ぐらいで見たので夕夏さんの表情は何となく分かりました。途中でドラマを流したり、楽しかった記憶があります。
それと、すいません「CDアルバムレビュー全集」という便利なのがあるのを最近知りました。
(すぐ目に付く場所にあるのに^^;)
レビュー読ませていただきます。
関東住まいだったんですか。もし関西ならばアニソン系もしくはHR/HM系歌手のライブに行く時にはご一緒させて頂きたいなとか考えていたんですけどね(笑)
Shibuya O-EASTは行ったことがないですが少なくともパン工場よりは良いライブハウスではないかと思います。
ドラマまで見れたとはうらやましいですね。
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