8月23日(日曜日)青森県八戸市、八食センター南側駐車場特設ステージで行われた 「八食サマーフリーライブ 2015」に行ってきました。 出演者は、 ・Dizzy Sunfist ・S.M.N. ・FOUR GET ME A NOTS ・S.P.N POWER ・SECRET 7 LINE ・RADIOTS ・SUNSET BUS ・THE FOREVER YOUNG ・MEANING ・SABOTEN ・THE CHERRY COKE$ ・ROTTENGRAFFTY ・UNLIMITS ・HEY-SMITH ・SiM の計14組。(出演順。後から公式ツイッターにて確認いたしました) なお当フェスは、全てのバンドを見てもらいたいという主催者の意向により タイムテーブルは事前に発表されないという形になっており、 そのことから、名前が分からないまま見ることになったバンドも何組かいました。 前半は似たような感じのパンクバンドが多かったこともあり尚更区別がつきづらかったです・・・ よって今回は、特に印象に残ったバンドのみ感想を書いていくことにします。ご了承下さい。 ・Dizzy Sunfist 大阪からやってきた女性ボーカルパンクバンド。歌詞は全英語詞の正統派パンク。 1曲1曲が短いこともあり、約30分弱の間で8~9曲ぐらいは演奏されました。 どれも疾走感満点の曲ばかりで、その勢いのままにMCではボーカルが「おは食!」 と叫んだり、興奮のあまりに「何言ってるか分からない」と自分で言ったり、 しまいにはこの八食サマーフリーライブを「日本の宝石箱や~!」と彦摩呂風に表現したりと、 終始ハイテンションな姿が印象的でした。トップバッターとしてこのフェスを存分に盛り上げてくれたと思います。 ・S.P.N POWER [セットリスト] ・明日の鍵 ・防風林の向こうに ・1月の終わり (新曲) ・風が吹いている ・故郷よ ・街灯の下 ・鳴かない空 地元青森を中心に活動する3人組インディーズバンド。今回最も楽しみにしてました。 まずはメンバー3人と同時に、バンド名が書かれた大きな旗を持った人も登場。 応援団長みたいでカッコいい。旗持ちがいるバンドというのは初めて見ました。 そして早速2013年リリースの2ndアルバム「この風の向こうに」(レビューはこちら)から 「明日の鍵」「防風林の向こうに」と立て続けに2曲を披露。期待通りのライブステージでした。 歌唱、演奏、そしてコーラスの迫力が、三位一体となって押し寄せてくる。 それに加えてここまで登場したバンドの中でもメロディがダントツに良いと、 あらためて実感。パンクロックを基調にしながらも、北日本情緒を感じるメロディだなと。 MCでは、まずはボーカル&ベースの高取宏樹さんが結成15年を振り返り始めました。 「15ともなれば思春期を迎える頃・・・何言ってるんだ」と自分で自分にツッコミを入れた後、 「年は30代になり、立ちも悪くなり・・・」 下ネタじゃないか(笑) なお、ここまでバンド活動を続けていく中ではメンバーチェンジが何度もあったそうで、 「15年の間で、ドラムは10人以上替わった」「会場には元ドラムが6人来てます。 元カノは計7人・・いや7人もいないからそれより多い」 これには会場全体から笑いが。 意外としゃべりも面白い。硬派ながらもユーモアがある。 さらにその後には、北日本のバンド達の気持ちを背負ってここまでやってきたという、 この八食サマーライブに対する思いを語っていたのも印象的でした。 「北日本代表として2時間ぐらいライブしますか」本当にそれぐらいやって欲しいんですけどね! 続いては、今年の冬に父が亡くなったことがきっかけで作られた、 新曲「1月の終わり」が歌われました。冬の寒さにも耐え、強く生きてきた父親のことを 思う気持ちがこもった素晴らしい曲。ぜひ早くCD化して欲しいです。 その後は、父の遺言でもある戦争反対を歌った曲「風が吹いている」、 1stアルバムの収録曲「故郷よ」、弘前のスラム街で作った曲「街灯の下」を披露。 「街灯の下」では盛り上がりのあまり観客の白髪のおじいさんがダイブ。 これには驚き。結構ファン層が幅広いんですね。 そしていよいよラスト曲に。今年の夏の高校野球では、仙台育英が決勝まで進むも またも東北勢が優勝まで届かなかったことが残念だと語った後、 「東北に光を」という気持ちを込めて、バラード曲「鳴かない空」が歌われました。 「♪ここまでかと土を拾い」という歌詞は甲子園の砂を集める球児たちを彷彿させますね。 これまでの曲の中でもサビのキーが最も高い曲を、たとえ声が枯れようが全力で歌う。 その姿には感動しました。思わず泣けてくるほどに。 計7曲、北の大地で生きる者たちの熱き魂がこもった素晴らしいライブステージでした。 当ブログとも相互リンクさせて頂き常々お世話になっている、 「報告書再提出」のTAIGA=DYNAMITEさんも今年の出演バンドの中で一番良かったと 絶賛するほどでございました。こんなバンドが地元にいるとはうらやましいです。 あらためて、このライブのために青森まで来た甲斐がありましたね。 (続く)
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2015年8月30日日曜日
[ライブレポ] 八食サマーフリーライブ 2015(Dizzy Sunfist、S.P.N POWER)
2013年6月21日金曜日
[CDレビュー] S.P.N POWER「この風の向こうに」
S.P.N POWER「この風の向こうに
」 (2013/1/23) 1. 防風林の向こうに 2. 明日の鍵 3. 雪 吹けば 4. 北風 5. 街灯の下 6. 風が吹いている 7. 夕陽ニ誓フ 8. 影笑う 9. 鳴かない空 お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) 青森在住の3ピースロックバンド、S.P.N POWERの2ndアルバム。 Youtubeの公式PVにて 「eastern youthやsmileなどを彷彿とさせる『漢の歌』を聴かせる数少ないバンド」 と紹介されていただけあって、これぞ(男性ボーカルの)バンドとして 個人的に最も好みのど真ん中にあるような曲ばかりが並んでいる作品でした。 しかし、誰かのフォロワーであることを事実上宣言してしまうのって アーティストとしてどうなのか・・・ そんなこと言わずとも、 彼らには彼らなりの良さがある。まず「防風林の向こうに」や 「雪 吹けば」「北風」などといった曲のタイトルからして分かる通り 彼らの曲からは、北の大地で力強く生きる人々の姿を思い起こさせてくれる。 冬場は厳しい自然環境の中にありながらも、それに負けじとばかりに、 降り積もる雪をも溶かすかのような情熱を感じさせてくれるのが素晴らしいです。 そしてこのバンドで最も印象に残ったのは、3人のコーラスワーク。 2曲目「明日の鍵」では初っ端から3人で「ウォーオーオー オオオオーオーオオー」 と力を合わせて声をあげる。この一体感がシビれる。 さらにサビではどの曲も3人のコーラスがガッチリと入ってくるのが良い。 まるで、野球などのスポーツの試合前や試合中に、選手が円陣を組んで 気合を入れるために一斉に声をあげているかのような熱さを感じさせてくれる。 eastern youthがどこか哲学的でボーカルがメガネをかけていて文化系なイメージの バンドだとしたら、S.P.N POWERは思いっきり体育会系なバンドだなと。 やっぱりこういう曲は好きだ。俺も早くホームラン打ちたい!と思えてくる(笑) 歌謡曲っぽいメロディの曲が多いこともあってか、中盤~後半には似た雰囲気の曲が 固まっているような感じもしましたが、2~3分台の短い曲が多いこともあり、 最後までダレずに聴ける作品でした。ぜひライブステージも観てみたいです。 公式サイト http://www.spnpower.com/home.htm 余談ですが、この公式HPの「HISTORY」を見て驚きました。 このバンドは結成以来16年の間に一体どれだけメンバーチェンジしてるんだ!? ドラムだけで10回替わってるというのはなぜなんだ・・・ もはやSEX MACHINEGUNSよりもメンバーチェンジ回数が多いじゃないかと! それはさておき、「すっぽんパワー」という曲はすごく聴いてみたいと思いました。 バンド名のS.P.Nってのは、すっぽんの略なのでしょうか?
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