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2013年9月8日日曜日

[CDレビュー]  Dragon Guardian「聖魔剣ヴァルキュリアス」


Dragon Guardian「 聖魔剣ヴァルキュリアス」
(2011/12/7)

1. 新世紀 (インスト)
2. 機械仕掛けの神
3. 革命代行屋シャルロット商会
4. 海賊船デビルウィング
5. 五古代竜
6. 天界への切符
7. 炎の魔石
8. 贖罪の錬金術師
9. 聖魔剣ヴァルキュリアス
10. 最後の約束  
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




Dragon Guardianの通算5枚目のオリジナルアルバム。
「RPGメタル」と称した音楽をやっているユニットで、ゲームやアニメのような
ドラマチックかつ勇壮な世界観を持った1つの物語を、
このアルバム1枚全体を使って表現した作品となっています。

声優の青葉りんごさんをはじめとした4人の女性歌手がゲストボーカルを務め、
さらに曲の合間には男性声優によるナレーションも入るということから分かるように
アニメ色が強い作品でありながらも、同時にメタルという音楽の奥深さも
感じることができる。ピュアメタルに影響を受けたというだけあって、
ボーカルの声は4人とも綺麗な声質。サビメロについてもやはり綺麗なメロディ。
さらに編曲の方では、曲ごとに笛の音やアコーディオンやオルガンの音などが
絶妙に入ることで、ハードなサウンドの中にも、幻想的な美しさを感じさせてくれる。
インストを挟んで実質1曲目の「機械仕掛けの神」には、圧倒されました。
そのピュアメタルという音楽を聞いたことがないような私でも、
こんなHR/HMもあるのか!と感じることができました。これには驚きと納得。

ただアルバム全体では、ドコドコとうなりをあげて疾走する曲ばかりなこともあり、
後半になってくると、ややマンネリに感じてしまったのが惜しい。
もう少し曲調に緩急をつけてもいいんじゃないかなと感じました。
唯一、8曲目「贖罪の錬金術師」だけは、これまでとガラっと雰囲気を変えた
ヨーロッパの民族音楽風の曲でしたが、個人的にはあまりハマらず・・・
妖精帝國のようにミドルテンポ曲やバラード曲でも独自の魅力を出すことができれば
さらにスゴい作品が作れるのではないかと思いました。

彼らの作品は、RPGゲーム好きには一度聴いてみる価値があるでしょう。
もちろん女性ボーカルのハードロックが聴きたい人にもオススメです。