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2020年12月9日水曜日

[ライブレポ]  LOUDSTORM、BLAZE、WRECKING CREW「Jugulator 2020」

11月21日(土曜日)大阪・寺田町Fireloopにて昼夜2部制で開催された、
関西を中心に活動するインディーズのハードロック・メタル系バンドのイベント
「NEAT001 & WRECKING CREW Presents“Jugulator 2020”」に行ってきました。
管理人が行ってきたのは19時開演の「2nd round “Hot Rockin’”」で
出演バンドはLOUDSTORM、BLAZE、WRECKING CREWの計3組。
全組当ブログ初登場ながらも以前から気になっていたのはLOUDSTORM。
このバンドを知ったきっかけは、数少ない当ブログの読者でほぼ毎回のように
ツイッターでいいねを押して頂いている方の推しバンドということからでした。
実は8月に滋賀で開催されるはずだったRosario Ark主催でLOUDSTORMも出演予定の
対バンイベントの方にもチケット予約をしていたのだが・・・
ともあれようやくこの日初めてライブを体験できるということで楽しみにしてました。



・LOUDSTORM

[セットリスト]
・COUNT2.9
・BURNING MUSCLE
・MR.BESTBOUT
・RISING STORM
・METAL NEVER DIE
・HELL SHOUTER
・METAL HURRICANE

和歌山発「明るく楽しく激しいストロングスタイル」を掲げる3ピースバンド。
まず1曲目は「COUNT2.9」。3カウントを取られる前に立ち上がれ!と歌う
そのファイティングスピリッツのこもった楽曲にいきなり感動させられた。
バンドのキャッチコピー、さらには曲名の時点からして素晴らしいと思える。
それでいてメロディアスな楽曲ときたら本日の出演者の中でも最も自分好みなバンドだ。

MCではボーカルのマッツさんが、新ベーシストのKiyoさんを紹介し、
「COUNT2.9」にちなんで今年の2月9日、肉の日に正式加入を果たしたと発表。
2.9は肉という意味もあったのか!?(笑)いいぞいいぞさすが肉食系バンドだ。
さらに観客達の顔を見て「筋トレしてサウナに行ってそうないい顔してる」と一言。
いいぞいいぞその通り俺も音楽を聴きながら筋トレだ。でも誰よりも筋トレが必要なのは
マッツさん自身だとも思った。もっとお腹を、そして全身を脂肪ではなく
筋肉で引き締めてプロレスラーみたいな見た目になればより最強なのに。
さらにライブ後半に披露された「MR.BESTBOUT」は名曲過ぎる。
歌詞の終盤部分でプロレスの技の名前も次々と登場、プロレス・格闘技テーマ曲は
汗臭く男らしくカッコいい曲が多いという激しい音楽botの名ゼリフ通りの傑作。
そしてライブ終了後の物販で1stミニアルバムも購入。
CDの帯に「文句のある奴はリングに上がれ」って書かれてるのには笑ってしまった。
LOUDSTORMのような熱き魂のこもった正統派な日本語の歌詞とクリーンな歌唱、
そして歌謡曲の影響を感じるメロディとサビ重視のジャパメタ系楽曲が
再評価される時代が来ればいいのに。以前当ブログでこんな記事を紹介したことがあったが
自分はたとえおじさん扱いされようがメロディの良い曲の方が好きだ。
(だから例の記事でいうとCrossfaithよりもANTHEMやAldiousの方が好き。てかANTHEMは死んでないぞ今でも海外進出までしてる)
たとえボーカルの体系が太めで年齢的にもおじさんだろうが
音楽が素晴らしいということで若いファンや女性ファンも数多くつくような
時代が来ればいいのに・・・そんな事を思わずにはいられなかったですね。
・BLAZE こちらも関西のインディーズメタルシーンで活躍する4人組バンドだが 事前に調べようにもバンド名が検索で引っ掛かりにくい。 「BLAZE OSAKA」まで正式名称にしてもいいのではと思ったのはさておき、 1曲目を聴いた瞬間に驚かされた。ボーカルの歌声が素晴らしいじゃないかあああああ!! これほどまでに魂に響く、ごんぶとな歌唱を生で聴いたのはいつ以来だろうか。 長髪にヘアバンドをつけた濃いめの顔を見せながらカッコ良く歌う、そのルックスを見て ハイキングウォーキングのQちゃんに似てないかと思ってしまったのは 自分だけだろうか?屈強な歌声と演奏のスーパーイリュージョンだ。 楽曲はおそらく全曲全英語詞で洋楽ハードロックテイストのミドルテンポ曲が多く メロディは単調に感じてしまう部分もあったが、代表曲と思われる 「Underground Heroes」はその名の通りのヒーロー登場系楽曲で一番盛り上がった。 さらにギタリストが「キューさん」と呼ばれてたのにはそっちがQちゃん!?と 一瞬驚いたが、後でこちらのサイトのメンバー紹介を見てみると 本当に「Hisashi "Q" Suzuki」と表記されてるじゃないか。本名が「久」だからか。 その一方でMCは無い方が良かったですね。話の内容的にもそうだったが それ以上に観客の1人の女性ファンが騒ぎ過ぎ。演者と会話になるならまだしも 話が全く噛み合わずに一方的に自分達だけで騒いでる感に引いた・・・ メンバーの皆さんもこれには注意してやれやと思ったけど、言っても聞かない人なのか? しかもLOUDSTORMの時には多分いなかった人だし。マッツさんに黄色い声援を送ってやれ。 ・WRECKING CREW トリを務めるもは本日の主催を務める3ピースバンド。 こちらも事前に調べようとしたら同名の違うバンドがたくさん出てきてしまう 検索泣かせのバンドで、さらに楽曲の方はおそらく全曲全英語詞で洋楽テイストなのが 前出演者と似てるなと思ってしまった。だがボーカルはハスキー系なのが違う点であり、 そして何よりも疾走感抜群のメタル系楽曲が聴けたことは一番良かった。 楽器隊の2人も一緒に「♪POWER!!」「♪POWER!!」と歌いながら疾走する曲には 思わず両腕を挙げて筋肉を見せつけたくなるほど最高に盛り上がった。 終盤に披露された「♪Hard 'N' Heavy」と歌うミドルテンポ曲も一度聴いただけで 耳に残るほどキャッチーで同じく拳を上げてしまうほどだった。 終わってみれば計3組とも良かった。ハードロック・メタル系のバンドの ライブに行くのは2月のSEX MACHINEGUNSとTHE冠の対バン以来で(レポはこちら) 久しぶりだったこともあって尚更最高に感じた。これこそが熱盛だ、 そしてやっぱりライブは生きるパワーだ。これからもメタルのライブには行き続けたい。 あらためてこんなイベントを開催してくれて、ありがとうとお礼を申し上げたいです。 以上、長文記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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