2013年にメジャーデビューを果たした5人組ガールズメタルバンド(当時)の
1stアルバムリード曲となった傑作曲。メタルでありながらも華やかでキラキラとしたラブソング。
このバンドは他のどの女性ボーカルハードロック・メタル系バンドの曲とも違う、
鋭さの中にも心地良さを兼ね備えたかのような独特の質感を持った曲を作れるバンドだった。
ガールズメタルってここまで聴きやすく作れるものなのかと当時驚かされたのは
今でも鮮明に覚えている。「メタルを聴きやすい形で多くの人に届けたい」という
インタビューでの発言の通りの曲であり、このジャンルの音楽としては革命的なまでに
本当に万人に向けてお勧めできるほどの楽曲の数々を、メジャーレーベルにおいて
届けるという奮闘を見せてくれていた。それだけに人気ガールズバンドとなって
日本のバンドシーンを変えるぐらいまでの存在になって欲しかったが・・・
結局のところは「ジャンルの壁」「時代の壁」に跳ね返されてしまった印象で、
紆余曲折を経て2016年末にはインディーズで復活アルバムをリリースするも、
2017年末にはギタリストのYUIさんの職業病が悪化してしまったことにより
活動休止が決定・・・今はどうかお大事にして欲しい。早く症状が治って欲しい。
そしていつかまた復活してくれることを望みたいです。
[収録作品]
・Lady Made
私はHR/HM寄りのリスナーなので、彼女たち(とAldious)はいわゆる「嬢メタル」の第一陣という印象が未だに強いです(苦笑)
返信削除「嬢メタル」というカテゴリ自体、十分に定着したのかしなかったのかよく分からないままに空中分解した気がするので、面白いマーケティングだった反面なかなか難しかったと思います。
HR/HMバンドは主要メンバーが抜けても代わりを入れて活動を続ける事が多いので、今回の活動休止はちょっと意外でした。
AldiousとCyntiaで選ぶなら私はCyntia派だったのですが…残念ですね。
代わりのメンバーを探すという選択をしなかったというのは、それだけ現メンバー間の絆が強かったんだなと感じさせられますね。
返信削除YUIさんが復帰するまでサポートメンバーを入れて活動するという考えすらなかったのだろうかと思いましたが。
マーケティングはそりゃ難しかっただろうなと思います。実体験から話すと今の音楽好きやバンド好きの皆さんは、
音楽フェスに出てないバンドは見聞きする機会が無いみたいなこと言う人が多いように感じられるんですよね。
BABYMETALのように数多くのフェスにも出演するなどして大々的に宣伝できればもっと躍進できたと思いますが、
それにはお金がかかるから簡単にはできないでしょうし・・・