6月19日(土曜日)愛知県国際展示場で開催された「FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-」
に行ってきました。当ブログではこれまで何度となく登場している
名古屋の音楽イベント事務所、RAD CREATIONの主催によるフェスといえば
でらロックフェスティバル、GOLD RUSH、そしてこのFREEDOM NAGOYA。
入場料無料で開催されるロックフェスとしてはCOMING KOBEと並ぶ
2大巨頭でありながら、こちらに行くのは実は7年ぶりで(当時のレポはこちら)
自分でもそんなに行ってなかったってけ?と思ってしまった。
会場は前回までの大高緑地から今回は中部国際空港の目の前の愛知県国際展示場、
通称Aichi Sky Expoで開催となり、タイトルロゴにも「-EXPO-」と飛行機マークが。
朝8時前より入場開始。この日観たのは途中2~3曲だけ聴いたバンドも含めると
amplest→KUZIRA→豆柴の大群→バックドロップシンデレラ→Unblock→
WOMCADOLE→SHANK→ROTTENGRAFFTY→SPARK!!SOUND!!SHOW!!→FLOW→
HEY-SMITH→Hump Back→CROWSALIVE
以上の計13組。国際展示場Aホール内に2つ並列する形で設置された、
実質メインステージのaz.on STAGE、NSM STAGEの出演バンドを中心に観てきました。
まずAホールに入る前の入場列のマスの中には、本日の出演者にちなんだ
クイズの数々が出題されていました。この時点から楽しめてしまう。
そして中に入ると白いテープで約5000人収容分のマスが区切られていて
これを見ただけでボランティアを含めたスタッフの皆さんの努力が感じ取られる。
今回新たにクラウドファンディングまでやって予定通り開催してくれたというから
さすが俺達のRAD CREATIONだ!ということでレポにいってみましょう。
・amplest (R.A.D STAGE)
FREEDOM NAGOYA出演オーディションから勝ち上がって出場を果たした岐阜発若手バンド。
RAD CREATIONファンならばやはりR.A.D STAGEに行かないわけにはいかなかった。
事前に試聴した時点からこの時間はメインステージの出演バンドよりも
こちらの方が好みかなと思った通り、メロディ重視の日本語ロックで良かった。
かつてはBOYS BE AMBITIOUSというバンド名だったところから
改名したそうだが、まだまだこれから大志を抱けると思いましたね。
・豆柴の大群 (az.on STAGE)
[セットリスト]
・りスタート
・豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-
・走れ豆柴
・FLASH
・MOTiON
・らぶ地球
・大丈夫サンライズ
ご存知水曜日のダウンタウン発の5人組アイドルグループ。
まず1曲目はクロちゃんプロデュース楽曲の「りスタート」からスタート。
この曲を最初に聴いた時は、歌詞はまぁ良いにしても歌メロが平坦で単調な箇所が
多過ぎに感じられてやっぱ素人が作曲した曲だなと思ったものだが
いざライブを体験してみると、メンバーのパフォーマンス力と
WACKお抱えアレンジャーのSCRAMBLESの編曲の力で名曲にすら思えてきた。
続く2、3曲目からの「♪まめまめまーめ」「♪ぶんぶんぶんぶん」といった
キュートなフレーズと歌声は中毒性あり過ぎて耳から離れないほど。
6曲目の「らぶ地球」はクロちゃんの作詞センスも爆発したディスコチューンで
観ていて楽しかったし、メンバーの歌唱も緑担当のハナエさんは特に良いと感じられた。
この日披露された計7曲の中でも、可愛さとカッコ良さがうまく組み合わさっていて
WACK系列の中でも個性がある良いグループになったなと実感。一番聴きたかった
「サマバリ」が無かったのは惜しかったがそれはまた次の機会に期待したいところ。
・バックドロップシンデレラ (NSM STAGE)
[セットリスト]
・バズらせない天才
・フェス出して
・2020はロックを聴かない
・サンタマリア号に乗って
・台湾フォーチュン
・月あかりウンザウンザを踊る
・さらば青春のパンク
当ブログ的にもおなじみのロックフェス超常連バンドの一角であり
毎年どこかのフェスで観ていた印象だったが、昨年は無かったので今回2年ぶり。
これまでは踊る方が偉いというコンセプトで観客を巻き込んだライブをしてただけに
ギタリストのペリーさんの話によると今回はどういうライブにすればいいのか
悩んだそうで、観客が声を出せないならいっそのことMCにて黙祷の時間を
設けることも思い浮かんだそうだが、色々考えた結果1曲増やすことにしたという
答えにはそうだこれこそがバンドマン魂であり期待に応えてくれたと思った。
相変わらずの高い演奏力で聴かせるダンサブルな曲の数々に加えて
ボーカルのあゆみさんも高い身体能力を誇示するかのように
天高く開脚ジャンブしながらの歌唱パフォーマンスを見せてくれたりで、
終わってみれば今回も圧巻のライブだった。自分も含めた観客の立ち位置固定でも
十分に盛り上がることができて楽しかった。これこそが音楽の力。
これぞやっぱり生粋のライブバンドだなと感じられましたよ。
(続く)
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