(その3はこちら)
いよいよ今回のフェスで観たかったバンドもラスト2組となり、
大学内ステージから次の会場であるワールド記念ホールまで徒歩10分のところを
ダッシュするも、そのホール前には行列ができていました。
これでは開始時間の18時5分に間に合わないのではないかと一瞬思うも、
何とかホール前に着き、立ち見の1階と椅子席の2階への分岐地点では
もちろん迷わず1階の方に向かい、最後の猛ダッシュ。
ホール内に入った頃には、時間は18時20分を過ぎていましたが、
しかしライブのタイムテーブルの方がこの時点で約20分遅れだったおかげで、
ギリギリ間に合いました。間に合って良かった!
・ROTTENGRAFFTY
まず1曲目の最新シングル曲「D.A.N.C.E」でいきなり、このPVの通りに
ホール1階がダンスホールと化しました。みんなで踊りまくれて、最高に楽しかったです!
2曲目はこちらも生で聴くのが楽しみだった「金色グラフティー」。
この曲を歌いながらステージ上を縦横無尽に暴れる姿は、生で観るとやはり圧巻。
ツインボーカルというスタイルが、ライブだとさらに迫力を感じることができる。
MCでも「俺たちはライブバンドだ」ということを強調してたのが印象的でした。
ぜひ過去リリースのCDも聴いてライブにも行きたくなりました。
彼らはハードロック好きな人からもっと評価されるべきバンドだと!
・ガガガSP
[セットリスト]
・青春時代
・国道二号線
・友よ(新曲)
・線香花火
・晩秋
・あの頃の僕は君にとってどう見えるかい
(アンコール)
・弱男
今回の出演者の中で唯一、過去にもライブステージを観たことがあるバンドで、
毎年このフェスのトリを務めているという真打ちが登場!
これには、待ってましたとばかりにステージ最前列の最前線に突入してきました。
1曲目「青春時代」から、会場はダイブ連発で大盛り上がりでした。
「40代になっても50代になっても一生青春だ!」という、
コザック前田さんの煽り文句にも共感。私もこの心意気を持ち続けたいです。
さらに新曲として、5月に3年ぶりとなるシングル「友よ」を
アニメタイタップという形でリリースするという告知が。
「このアニメの作者から、ぜひ主題歌をガガガSPに歌って欲しいとお願いされ、
その曲をエイベックスからリリースすることになりました!
ついにガガガSPがエイベックスですよ」と自慢げに語ってました(笑)
最後には「今年のa-nationに出ます!」という宣言までも飛び出しましたので、
ぜひ出てもらいましょう! 期待してます。
そして「晩秋」の前のMCは特に印象に残りました。
「生まれて死ぬことは皆平等、これはどんな権力者であっても同じ。
いつかお迎えが来るのだから、自分からいく必要はない、
死ぬまで生きてやろうじゃないか!」と。
これは、昨今の自殺問題に対する彼らなりのメッセージだなと。
こんな熱いメッセージを目の前で投げかけられたら、
そうだな、これから何があっても頑張って生きてやる!と思えるし、
その直後に歌われた「晩秋」のサビの「死ぬまで生きてやろうじゃないか」
という歌詞もより一層胸にくるものがありました。
これは、パニック障害を乗り越えた過去がある自称弱男が言うからこそ説得力がある。
それならば俺だって頑張れる!こう素直に思えるんだなと・・・
ラストナンバーは「あの頃の僕は君にとってどう見えるかい」。
コザック前田さんの半生を歌ったバラード曲で、ここまでの熱狂から一転して、
この会場を包み込むかのようにじっくり聴かせる、エンディングにふさわしい曲でした。
この曲にも心から共感できる。当たり前ですが私は前田さんとは違う人生を歩んできた、
しかし、「十八十九の不遇期を見せないように」
「ただただ自分を大きく見せるためだけに人をこけにした」などといった、
自分と同じだと思えてくるフレーズが歌詞の中にたくさん詰まっているから共感できるし、
思わず感情移入したくなってしまう。これこそが音楽の持つ力だなと。
一旦ライブが終わり、すぐさま観客からは「♪行けよ男達 山を越え谷を越え」
の大合唱が。他のアーティストでいう「アンコール」にあたる儀式が「弱男」の合唱です。
そして再びガガガSPがステージにカムバック。そして直後のMCでは
「俺たちの出番の前になると、徐々に女の子がいなくなってくる。
この前の福岡のライブでは男率が9割。でもこれがガガガSPの魅力です」
と言っていましたが、しかしこれに対しては、個人的には全然珍しいことでもないぞと、
俺がここ半年ぐらい行ったライブはDoAs以外みんな女性客率1割ぐらいだったぞ、
極めつけは去年末に行ったCyntiaのライブなんて、お客さんの9.5割がおっさんで
女性客はそのおっさんの奥さんと思われる人たった1人しかいなかったんだから
これに比べたら十分多いじゃないかと思いました! そんなことはさておき、
最後にはお決まりの「弱男」をお客さんと一緒に熱唱。これぞ超名曲でありアンセム。
シンプルな歌詞&楽曲でありながらも、ここまで心に響く曲は他にはそう滅多に無い。
この場で一緒に歌えたのが嬉しいです。最高に充実した時間でした。
ガガガSPのライブに参戦するのは約4年ぶりでしたが、今回のステージであらためて、
彼らは私にとって一生モノのかけがえのないバンドであるということを再確認しました。
歌詞や楽曲はもちろんとして、MCでのしゃべりの一語一句や、
オリジナルTシャツに書かれた「執念から正念場へ」などといったメッセージの
数々までも含めて、全てが心に響く。その必死さと泥臭さに胸を打たれる。
彼らが出続ける限り、これからもCOMIN'KOBEには毎年必ず行こうと思いました。
今回初めてチャリティーロックフェスへと行きましたが、
やはり、一度にたくさんのアーティストのライブが観られるというのは
フェスならではの魅力だなと思いました。
今まで知らなかったアーティストとの出会いがあったのも良かったです。その点では、
個人的にはアカシアオルケスタが一番の収穫だったなと。ぜひ来年も行きたいです。
ということで、来年は会場の開門時間を8時半位にして頂けないでしょうか!?
それでは、また次回を楽しみにしたいと思います。
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