Do As Infinity「 TRUE SONG (CCCD)」
(2002/12/26)
1. 空想旅団2. under the sun
3. Good for you
4. I can't be myself
5. Perfect Lady6. 真実の詩7. Grateful Journey
8. One or Eight
9. sense of life
10. 轍-WADACHI-
11. あいのうた
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)
Do As Infinityの4thアルバム。
先行シングルにもなった「真実の詩」を聴いた時は本当に衝撃を受けました。
つい最近まで「悲しみや嘘のないどっかの街まで 飛んでいこうよ」とか歌ってた歌手が
「もっと今以上に 私を汚して ほんの少しだけ 私を汚して」と歌ってたわけですから。
でも、これもまた「真実」なのかと・・・
確かに、この世の中で生きていくには、ただ綺麗なだけでは生きられないのもまた真実・・・
当時10代後半だった私には、考えさせられたと同時に、この曲に圧倒されました。
伴ちゃんの迫り来るような歌声と、京胡という中国生まれの楽器を取り入れた、
同じく迫り来るような壮大で大陸的なサウンド、まさに芸術的なバラード曲といっていいでしょう。
そして、このアルバムの1曲目の「空想旅団」。
まるで、タイムマシーンに乗って時間旅行をしているかのような、歌詞とサウンド。
迫り来るようなドラムの音、そしてサビで一気に目の前が開けるかのような、ブログレッシブな曲展開、これはもうとにかく壮大でドラマチックで・・・ この2曲だけで完全にやられました。
この上記2曲だけでもう私的名盤決定です。それぐらいすごかった。
もちろん、これ以外の曲についても、
綺麗なメロディと切ない歌詞が印象的な「I can't be myself」、
サビメロが変則的で全体的にもなんかぶっ壊れたような「Perfect Lady」、
(これが賛否両論なのはある意味うなづけますが)
疾走感溢れるロックで、こちらもタイトル通り旅に出たくなるような曲「Grateful Journey」、
ラストにして新たなスタートを感じさせる、ライブでもラストの定番曲「あいのうた」など、
どれも良い曲ばかりです。つーか、このレベルの曲が当たり前のようにあるって時点で、
あらためて本当にすごいアーティストだったんだなと・・・
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